物流機能(輸送、保管、情報システム)

物流現場における自動化の問題点

はじめにMerry Christmas! 561号を担当いたします。釜屋です。 物流業界では、労働力不足やコスト削減の必要性から、保管、荷役、輸送の各工程で自動化が加速しています。例えば自動倉庫やピッ...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

食品物流における問題と改善策

558号を担当いたします西川です。 12月になり一段と冷たい風が頬を刺している日々が続いているかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。早速ですが、本稿では私が食品物流に携わってきた中で体験した、2つ...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

物流システムのユーザー受入テストのチェックポイント 

2025年の崖が目前に 539号を担当いたします渡辺です。 経済産業省がDX(デジタルトランスフォーメーション)レポートを2018年に発表してから早くも6年が経ち、レポートの中で言及のあった「2025...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

コールドチェーン(低温物流/冷凍物流)のプロセスについて

コールドチェーン(低温物流/冷凍物流)とは?そのメリットや課題を解説します。生産、加工 生産から加工の過程においては、生鮮品(青果、肉、魚)、医薬品など商品ごとに作業工程が異なっています。 青果におい...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

コロナ禍における物流不動産の変化その2:テナント企業、ディベロッパーそれぞれの視点で考える

前稿では、コロナ禍でのEC需要の拡大に伴い、物流施設の建築が増加していることをお話ししました。本稿では、2023年以降の物流不動産市況と求められる役割について、需要(テナント企業)と供給(ディベロッパ...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

コールドチェーンの進化

いまとむかし今から30年ほど前にはなりますが、出張時の新幹線切符の手配は一苦労でした。自ら旅行会社やJRみどりの窓口に出向いて切符を購入し、事務所で分厚い時刻表を眺めながら現地での移動方法を考えていま...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

Transport Management System(TMS)について 2:その種類と特徴

今回もTMS(輸配送管理システム)についてお話していきたいと思います。前回は“なぜTMSが改めて注目されるようになっているか”の背景について、お話させていただきました。今回はTMSの種類、担当範囲や特...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

配送システムとAI:これまでの配送経路計算システムと何が違うのか

AI配車システムとは最近では配車実務にAI配車システムを利用するケースが増えてきています。弊社のグループ会社のセンコー株式会社においても、積極的にAI配車システムの導入に取り組んでいます。以前から物流...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

Transport Management System(TMS)について 1:何故注目されているのか

昨今、輸送を取り巻く環境は大きく変化しており、それに伴い、輸送に関わるシステム、TMS(Transport Management System)が改めて注目を集めています。ロジ・ソリューションにおいて...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

輸配送管理システム(TMS)導入支援:その流れと勘所

TMSとはロジ・ソリューションでは、輸配送管理システム(TMS)の導入支援を行うことがあります。輸配送管理システムは、配車計画を行う機能、運行状況を管理する機能、運行実績を管理する機能などがあります。...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

EC物流の動きが激しい:多種多様なEC物流プラットフォームや受注管理システムが登場

コロナ禍で増えたEC需要とEC物流プラットフォームコロナウイルス感染予防から、「お店に買い物に行くよりネット通販で買い物しよう」という方が増えてきています。実際にEC強化を図っている販売業は、そうでは...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

「ひとつだけでは多すぎる」:物流とレジリエンス

はじめに表題は、故・外山滋比古氏の『思考の整理学』からの引用です。同著では、アメリカの女流作家ウィル・キャザーの言葉「(恋人が)ひとりでは多すぎる。ひとりではすべてを奪ってしまう。」を参考に、思考にお...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

ECサイトのリニューアルには全社のシステムの構造理解が不可欠である理由

今後10年間かけて起こるはずの変革が半年で起こっている新型コロナウイルスは、10年かけてなくなるはずだった旧来型のビジネスモデルを早く大きく変えようとしています。百貨店モデルと呼ばれるアパレルと百貨店...
物流基礎知識

物流コンサルティングの現場で「伝える」を考える。-3:横の論理

(2はこちら)前回は有名なことわざを引き合いに出しながら、縦の論理についてご説明しました。今回は横の論理についてご説明します。前稿の冒頭でご案内した通り、話が上手く伝わらない原因の2つめは横の論理がつ...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

右折で商業施設から出なければいけないトラックを見かけた話:デザイン・フォー・ロジスティクスを建築物にも応用すべき理由

右折で商業施設から出なければいけないトラックの動線を見かけた話私が以前住んでいた街の某大型ショッピングモールでは、公道から立体駐車場入口へ向かう車路の途中を左折するとトラック荷捌き場がありました。逆に...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

物流の機能としての情報システム理解をさらに深める必要がある理由

物流と情報システムの歴史物流が物的流通と表現されていた時代、物流は5つの機能(保管、輸送、荷役、包装、流通加工)から構成しているとされていました。物流という用語が一般的に世間に普及し、事務業務の効率化...
物流事例紹介

単価が下がればICタグは普及するのか:アパレルSPAとの相性は良いが・・・

2円タグが登場予定2020年1月18日の日本経済新聞によると、「東レは衣料など商品の在庫管理などに使うICタグを、1枚2円以下と従来の5分の1程度のコストで生産できる技術を開発した」とあります。特殊な...
物流基礎知識

「フィジカルインターネット」が物流を変える【後編】:オープンシェアリングとEC

前編から続きます。鍵となるのはオープンシェアリング物流でインターネットの方法を応用するとなると、大量の貨物を小口に分け、それぞれの貨物をそのときどきで空いている倉庫を通過し、さらにその時に空いているト...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

「フィジカルインターネット」が物流を変える【前編】:フィジカルインターネットとは

宅配の次の革新は何かさまざまな業界で新しいビジネスやサービスが生まれるなか、こと物流業界においては「宅配」ビジネス以降、革新的なサービスは誕生していないと揶揄されて久しいかと思います。先日、ある雑誌で...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

待つこと、待たせること:スケジュールを意識するだけでコストは下がる

待つこと、待たせることはコストに影響を与える待つこと、待たせることはコストに影響を与えることはもちろんのこと、スケジュールを狂わせるなど、ビジネス全体に影響を与えることもあります。ご承知の通り、トラッ...