物流機能(輸送、保管、情報システム)

業界動向

Transport Management System(TMS)について 1:何故注目されているのか

昨今、輸送を取り巻く環境は大きく変化しており、それに伴い、輸送に関わるシステム、TMS(Transport Management System)が改めて注目を集めています。 ロジ・ソリューションにおい...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

輸配送管理システム(TMS)導入支援:その流れと勘所

TMSとは ロジ・ソリューションでは、輸配送管理システム(TMS)の導入支援を行うことがあります。 輸配送管理システムは、配車計画を行う機能、運行状況を管理する機能、運行実績を管理する機能などがありま...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

EC物流の動きが激しい:多種多様なEC物流プラットフォームや受注管理システムが登場

コロナ禍で増えたEC需要とEC物流プラットフォーム コロナウイルス感染予防から、「お店に買い物に行くよりネット通販で買い物しよう」という方が増えてきています。 実際にEC強化を図っている販売業は、そう...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

「ひとつだけでは多すぎる」:物流とレジリエンス

はじめに 表題は、故・外山滋比古氏の『思考の整理学』からの引用です。 同著では、アメリカの女流作家ウィル・キャザーの言葉「(恋人が)ひとりでは多すぎる。ひとりではすべてを奪ってしまう。」を参考に、思考...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

ECサイトのリニューアルには全社のシステムの構造理解が不可欠である理由

今後10年間かけて起こるはずの変革が半年で起こっている 新型コロナウイルスは、10年かけてなくなるはずだった旧来型のビジネスモデルを早く大きく変えようとしています。 百貨店モデルと呼ばれるアパレルと百...
物流基礎知識

物流コンサルティングの現場で「伝える」を考える。-3:横の論理

(2はこちら) 前回は有名なことわざを引き合いに出しながら、縦の論理についてご説明しました。 今回は横の論理についてご説明します。前稿の冒頭でご案内した通り、話が上手く伝わらない原因の2つめは横の論理...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

右折で商業施設から出なければいけないトラックを見かけた話:デザイン・フォー・ロジスティクスを建築物にも応用すべき理由

右折で商業施設から出なければいけないトラックの動線を見かけた話 私が以前住んでいた街の某大型ショッピングモールでは、公道から立体駐車場入口へ向かう車路の途中を左折するとトラック荷捌き場がありました。逆...
物流基礎知識

物流の機能としての情報システム理解をさらに深める必要がある理由

物流と情報システムの歴史 物流が物的流通と表現されていた時代、物流は5つの機能(保管、輸送、荷役、包装、流通加工)から構成しているとされていました。 物流という用語が一般的に世間に普及し、事務業務の効...
人材育成・採用・定着

物流部門に異動・配属となった皆さんへ:技術革新が進む今はチャンスの時代

新入社員と物流部門と 現在感染症問題で大変な状況にありますが、4月は新入社員の季節です。通年採用になっている企業もあると思いますが、まだまだ桜のこの時期に入社される方が多いのではないでしょうか。3年前...
物流事例紹介

単価が下がればICタグは普及するのか:アパレルSPAとの相性は良いが・・・

2円タグが登場予定 2020年1月18日の日本経済新聞によると、「東レは衣料など商品の在庫管理などに使うICタグを、1枚2円以下と従来の5分の1程度のコストで生産できる技術を開発した」とあります。特殊...
物流基礎知識

「フィジカルインターネット」が物流を変える【後編】:オープンシェアリングとEC

前編から続きます。 鍵となるのはオープンシェアリング 物流でインターネットの方法を応用するとなると、大量の貨物を小口に分け、それぞれの貨物をそのときどきで空いている倉庫を通過し、さらにその時に空いてい...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

「フィジカルインターネット」が物流を変える【前編】:フィジカルインターネットとは

宅配の次の革新は何か さまざまな業界で新しいビジネスやサービスが生まれるなか、こと物流業界においては「宅配」ビジネス以降、革新的なサービスは誕生していないと揶揄されて久しいかと思います。 先日、ある雑...
業界動向

配車業務をAIに任せれば完璧な答えが出てくるのか?:AIとバイアスの問題

人間の意思決定はヒューリスティクスに基づいている 人間が行う意思決定に影響する変数は無数に存在しますが、それらすべてを解法に盛り込むことは現実的ではありません。 そのため、程度の差はあれ、人間の意思決...
物流戦略・マーケティング

続・2030年の物流を考える

前回の記事が年間ランキング入りしました 夏が終わりに差し掛かってきました。令和最初の夏でしたが、読者の皆様はどんな夏を過ごされたでしょうか。 以前執筆した「2030年の物流を考える」が2018年ばんば...
物流基礎知識

「至誠」が伝わるコミュニケーションとは:全てをビジネスメールに頼ることの危険さ

スマホの普及速度がすさまじいが、コミュニケーションという観点では? 2018年のスマートフォン出荷台数は、約14.2億台(調査会社IDC)だそうです。2022年には約15.7億台(同社)が予測されてお...
物流事例紹介

梱包計算の仕組みを開発し、出荷オーダーの受信時に出荷個口数や配送台数を算出した話

私の担当した案件で、流通小売業のお客様より、「商品のサイズ・重量とその日の出荷物量から配送に必要な台数を割り出せるようにしてほしい」という要望がありました。 そこで予め商品マスタに商品ごとのサイズ・重...
物流戦略・マーケティング

よりよい物流環境の構築に向けて:荷主の意識改革が重要な時代

荷主と物流事業者が一体となった改善が急務 皆さんもご承知の通り、近年ではドライバー不足の深刻化、コンプライアンスの強化など物流事業者にとっては厳しい状況が続いております。 多くの物流事業者はこのような...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

物流分野における省人化・省力化のポイント解説

労働力不足への対策 2011年を境に日本の人口は減少に転じており、高齢化の進展に加えて世帯構造(共働きや単身の増加)が変わってきています。数年来続いている物流業界の労働力不足は賃金高騰にも表れており、...
ESG

アメリカの高速道路にはHOVレーンがある

ワシントンDC郊外の朝 先日仕事でアメリカに行く機会がありました(アメリカに行くのは今回が初めてです)。 朝ワシントンをバスで移動していると、道路沿いに行き先を書いたボードを掲げたサラリーマンやOLが...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

自動配車システムと人間による「手直し」の問題

自動配車システムの配車結果を人力で手直ししている 現在、市場にはいくつかの『自動配車システム』がありますが、それらの実運用での導入事例では「システムが出力した配車結果を元に人間が『手直し』をしている」...