輸配送管理システム(TMS)導入支援:その流れと勘所

TMSとは

ロジ・ソリューションでは、輸配送管理システム(TMS)の導入支援を行うことがあります。

輸配送管理システムは、配車計画を行う機能、運行状況を管理する機能、運行実績を管理する機能などがあります。これにより、配送の効率化、配車業務の効率化や標準化、運行の見える化、実績のデータ化による分析などが可能になります。

具体的な手順

過去の輸配送管理システム導入支援のプロジェクトを例に、導入までの流れは次のようになります。

  1. 目的の明確化
  2. システム導入範囲の確認
  3. 現状把握
  4. 要件、要望の整理
  5. RFP(提案依頼書)の作成
  6. ソフト候補の選出、調整
  7. RFP(提案依頼書)の送付
  8. ご提案、プレゼンテーション
  9. 評価
  10. 必要に応じてトライアル
  11. システム企業との要件確認
  12. 導入準備
  13. 導入

解説

まずは目的の明確化と導入範囲の確認をします。輸配送管理システムの内容は配車計画から実績管理まで多岐にわたっていますので、システムとしてもいくつかに分かれている場合があります。目的に合わせて導入範囲を決めていきます。

現状把握として、システムを使用しない今現在の配車方法を把握します。

要件、要望の整理は、システム導入した場合の変化をイメージしながら、現状把握した内容を基にインプット、アウトプット、手順、その他情報を要件として抽出していきます。また、現状はできていないけれど、将来的に行いたい要望も出します。

RFP(提案依頼書)には、現状、要件、要望の以外にも、教えてほしい情報、提案の仕方、質問方法等をまとめます。

ロジ・ソリューションが持っている情報やお客様の希望からシステム候補先を選出し、RFP(提案依頼書)をシステム企業様へ送付して、システムの企業様にご提案いただきます。ご提案していただいたシステムを評価し、必要に応じてトライアル(お試し使用等)なども行います。納得ができたら導入に向けて進んでいきます。

自らが使うシステムを自らが調整して導入することが一番ではありますが、現場担当者は日々、時間と勝負しながら実務を行っています。実務を行いながら、資料作成、情報収集、調整を行うのは容易ではありません。また一度もシステムを見たことがない場合、要件要望を出すことも難しいかもしれません。

新たな仕組みを導入する際は、導入後のビジョンだけでなく、どのように導入していくのか考えることが、その方法や手順がよりよい仕組みにつながっていくのではないでしょうか。

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第459号 2021年8月4日)

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