ESG

マジカルDE&I―ダイバーシティを形骸化させない為にー

553号を担当いたします小出です。 柚木麻子さん著『マジカルグランマ』を読んで  皆さんは「マジカル・ニグロ」という言葉をご存知ですか。恥ずかしながら私は、柚木麻子さん著『マジカルグランマ』という小説...
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あなたの知らない(?)フェリーの世界~海上輸送を利用するメリット~

実はフェリーの売上の8割は貨物 543号を担当いたします榊です。  突然ですが、皆様旅はお好きでしょうか? 私は大の旅好きでして、その中でも特に船旅が好きです。船のデッキから眺める一面の大海原は、筆舌...
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物流視点から考えるESG経営-2:Social と Governance

前稿では、物流業界におけるESGへの取り組みについて、Environment(環境)の分野についてお伝えしました。 本稿では、ESGのSocial(社会) と Governance(企業統治)について...
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物流視点から考えるESG経営-1

ESG経営の重要性 近年、ESGという言葉を耳にする機会が増えました。ESGとは、Environment(環境), Social(社会), Governance(企業統治)の頭文字であり、2006年に...
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コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える-3:梱包・パッケージの素材とデザイン最適化

2022年よりシリーズで「コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える」を掲載しています。 「1. 世界の中の日本とドイツの物流指標」、「2. 物流系スタートアップとの共創」では、世界の物流企業が「...
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コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える2 物流系スタートアップとの共創

2022年9月のこちらのブログで、「コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える-1: 世界の中の日本とドイツの物流指標」と題し、業界をリードするドイツの物流会社が「グリーン成長」と「デジタル化」戦...
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コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える1 世界の中の日本とドイツの物流指標

センコーグループ中期経営計画(2022年度~2026年度)の投資計画の中には、戦略投資(M&A、IT、環境)という項目があります。5年間で900億円、1年あたりおよそ180億円をコロナ後の企業戦略の一...
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『持続可能な開発目標(SDGs)』の視点で考える物流の新しいサービス

SDGsとは 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」...
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特定荷主に課せられた環境対応と対策-3

これまでの記事はこちら Ⅲ.経済産業省へ提出する資料作成の流れ 特定荷主の義務と環境数値の見方について見てきましたが、最後に、実際に日々の輸送実績値を蓄積し、それを基に資料を作成する為に必要なステップ...
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特定荷主に課せられた環境対応と対策-2

Ⅱ.エネルギー使用原単位の低減策 経産省への実績値の報告は何とかなりそうですが、次年度の計画書の作成も頭を悩まされます。前段でまとめたエネルギー使用原単位の低減が目標なので、当該数値を変化させ得る変数...
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宅配の再配達に要する時間は9万人分の労働時間に相当する:再配達の発生頻度を効率化の指標にすべき時代に

膨大な環境負荷を引き起こしている再配達 今年の正月休みは、家族で私の実家に帰省しました。 実家から自宅に帰宅すると、ポストに某社の『ご不在連絡票』が2枚投函されていました。伝票の日付は元日とその翌日、...
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特定荷主に課せられた環境対応と対策-1

年度輸送量が3,000万トンキロ以上の特定荷主には環境対策が義務付けられている ペットを飼っている方にはご理解頂けると思いますが、家で留守番をさせている時は一日中エアコンを付け部屋を適温に保っています...
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コンテナ輸送は「擦れ」との戦い:モーダルシフトに向けて

コンテナ輸送には固有の制約や課題がある 昨年末にモーダルシフトについて述べた号(ばんばん通信第305号)がありましたが、モーダルシフトの中でも比較的シフトしやすいのがコンテナによる鉄道輸送です。しかし...
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一石二鳥の設備活用法

ライブビューイングの考え方を物流業界に応用出来ないか考えた この間あるドキュメンタリー映画を見に行きました。あるバンドのドキュメンタリー映画でしたが、意外に演奏のシーンが多く含まれており、「ドキュメン...
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カーボン・オフセットと物流

カーボン・オフセット引越輸送が始まる 「2013年2月21日、佐川引越センター株式会社から社名を変更したSGムービング株式会社が、新サービスとして、カーボン・オフセット引越輸送の提供を開始。」 先日Y...
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環境対策と鉄道インフラ整備について:モーダルシフトは簡単ではない

迫られる物流業界の環境対策 「物流」に携われる荷主や物流事業者の皆さん、環境対策は進んでいますか? 毎年1%相当のCO2排出量削減を義務化され、その対策に苦慮されているのではないでしょうか? 省エネに...
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エコカーから考える物流

ここ数年、エコカーがとても一般的になり日常生活でも良く耳にします。そこで、今回は、このエコカーをきっかけにした物流について考えてみようと思います。 カーボンフットプリント制度とエコカー さて、このエコ...
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排出ガス規制に伴う輸配送事業者の実情:そのメリットとデメリット

確かに排気ガスは綺麗になりましたが 自動車の排出ガス規制の最新版である「ポスト新長期規制」の施行に伴い、トラックメーカー各社は、最新規制に適合した車両を市販してきております。某メーカーの担当者に話を聞...
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太陽光発電と停電時対応:パワーコンディショナーと蓄電池が無ければ・・・

震災で注目が集まる太陽光発電ですが 皆様ご周知のように福島原発事故発生後、今後のエネルギー政策が毎日のように大きく取り上げられています。そのなかに太陽光発電をはじめとする再生エネルギーの活用・拡大につ...
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包装について:製品に手を加えて物流コストを下げる

はじめに 物流事業者にとって、荷主の為の効率化は収益の圧迫に繋がり積極的には行いづらいものです。また、輸送事業者のH20年度平均経常利益率は▲0.8%(H22年2月末 全ト協調査値)という惨憺たる状況...