環境問題

物流センターの運営と管理

今から始める倉庫の暑さ対策

猛暑日が激増している554号を担当いたします新井です。  2024年の夏も非常に暑い日が続き、最高気温35度以上の猛暑日は、東京で20日と、10年前(2014年)の5日と比べ、4倍の日数となりました。...
ESG

あなたの知らない(?)フェリーの世界~海上輸送を利用するメリット~

実はフェリーの売上の8割は貨物543号を担当いたします榊です。 突然ですが、皆様旅はお好きでしょうか? 私は大の旅好きでして、その中でも特に船旅が好きです。船のデッキから眺める一面の大海原は、筆舌に尽...
物流センターの運営と管理

職場の熱中症対策は万全ですか?:熱中症の死者は10年間で2.6倍に

職場での熱中症の死者は10年間で2.6倍にも540号を担当いたします山田です。暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。年々暑さが厳しくなり、2023年夏(6~8月)の平均気温は過去30...
ESG

コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える-3:梱包・パッケージの素材とデザイン最適化

2022年よりシリーズで「コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える」を掲載しています。「1. 世界の中の日本とドイツの物流指標」、「2. 物流系スタートアップとの共創」では、世界の物流企業が「グ...
ESG

コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える2 物流系スタートアップとの共創

2022年9月のこちらのブログで、「コロナ後のグリーンロジスティクスのことを考える-1: 世界の中の日本とドイツの物流指標」と題し、業界をリードするドイツの物流会社が「グリーン成長」と「デジタル化」戦...
3PL

物流パートナーと協働する:「見える化」から始めよう

荷主企業の皆さんだけでなく、物流事業者の皆さんも「物流業者」という言葉をお使いではないでしょうか?今回は、荷主企業と物流事業者の関係について、取り上げてみます。物流の丸投げとブラックボックス化現在物流...
人材育成・採用・定着

物流部門に異動・配属となった皆さんへ:技術革新が進む今はチャンスの時代

新入社員と物流部門と現在感染症問題で大変な状況にありますが、4月は新入社員の季節です。通年採用になっている企業もあると思いますが、まだまだ桜のこの時期に入社される方が多いのではないでしょうか。3年前に...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

「フィジカルインターネット」が物流を変える【前編】:フィジカルインターネットとは

宅配の次の革新は何かさまざまな業界で新しいビジネスやサービスが生まれるなか、こと物流業界においては「宅配」ビジネス以降、革新的なサービスは誕生していないと揶揄されて久しいかと思います。先日、ある雑誌で...
業界動向

宅配便の再配達問題をいかに解決すべきか

学生時代のアルバイトの記憶学生時代に百貨店のお中元とお歳暮の宅配のアルバイトをしておりました。今から思えば、このころから物流業界と縁があったのかもしれません。このアルバイトは短期間で比較的アルバイト料...
ESG

宅配の再配達に要する時間は9万人分の労働時間に相当する:再配達の発生頻度を効率化の指標にすべき時代に

膨大な環境負荷を引き起こしている再配達今年の正月休みは、家族で私の実家に帰省しました。実家から自宅に帰宅すると、ポストに某社の『ご不在連絡票』が2枚投函されていました。伝票の日付は元日とその翌日、ドラ...
ESG

特定荷主に課せられた環境対応と対策-1

年度輸送量が3,000万トンキロ以上の特定荷主には環境対策が義務付けられているペットを飼っている方にはご理解頂けると思いますが、家で留守番をさせている時は一日中エアコンを付け部屋を適温に保っています。...
ESG

コンテナ輸送は「擦れ」との戦い:モーダルシフトに向けて

コンテナ輸送には固有の制約や課題がある昨年末にモーダルシフトについて述べた号(ばんばん通信第305号)がありましたが、モーダルシフトの中でも比較的シフトしやすいのがコンテナによる鉄道輸送です。しかしな...
業界動向

物流の視点から見た自動運転への期待

はじめに昨年の年末~年度末は、東北の復興需要に加え、景気回復・増税前の駆け込み需要の影響で、全国的にトラックによる輸送力は不足となりました。根底には、ドライバーの成り手不足という問題や3K・低賃金とい...
ESG

一石二鳥の設備活用法

ライブビューイングの考え方を物流業界に応用出来ないか考えたこの間あるドキュメンタリー映画を見に行きました。あるバンドのドキュメンタリー映画でしたが、意外に演奏のシーンが多く含まれており、「ドキュメンタ...
ESG

環境対策と鉄道インフラ整備について:モーダルシフトは簡単ではない

迫られる物流業界の環境対策「物流」に携われる荷主や物流事業者の皆さん、環境対策は進んでいますか?毎年1%相当のCO2排出量削減を義務化され、その対策に苦慮されているのではないでしょうか?省エネに関する...
業界動向

再生可能エネルギーの気になる点:再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)と太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)

太陽光発電事業への新規参入は増えているが最近、太陽光発電事業に新規参入する企業の記事が目につきます。ソフトバンクグループ(20万kW)、ローソン(1万kW)、ヤマダ電機(7.5万kW)、NTTグループ...
ESG

エコカーから考える物流

ここ数年、エコカーがとても一般的になり日常生活でも良く耳にします。そこで、今回は、このエコカーをきっかけにした物流について考えてみようと思います。カーボンフットプリント制度とエコカーさて、このエコカー...
物流基礎知識

ソーシャルロジスティクスの時代

屋久島のトイレで考えたことパワースポット、森ガール、山ガール....昨年は自然へ目を向ける風潮が高まっていた気がします。少し古い話になりますが、そんな流れに乗っかって、昨年の夏に屋久島へ行ってきました...
ESG

排出ガス規制に伴う輸配送事業者の実情:そのメリットとデメリット

確かに排気ガスは綺麗になりましたが自動車の排出ガス規制の最新版である「ポスト新長期規制」の施行に伴い、トラックメーカー各社は、最新規制に適合した車両を市販してきております。某メーカーの担当者に話を聞く...
物流機能(輸送、保管、情報システム)

信号機から見えてくるエネルギー問題:LED信号機も万能ではない

信号機の有無で大きく変わる事故のリスク今回は、先般の計画停電により、その重要性がクローズアップした信号機について触れたいと思います。まず、信号機とは、鉄道や道路における交通の安全を確保、若しくは交通の...