業界動向

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輸送力不足問題 個人でも協力できること

物流を取り巻く環境は、近年ますます厳しくなっています。「2024年問題」の影響も加味した結果、2030年には全国で約35%の荷物を運べなくなる恐れがあるという分析結果もあります。これには様々な要因があ...
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「物流2024年問題を考える」(その4:まとめ)

これまで3回にわたって「2024年問題」に関連する運送業界の実態と諸課題について触れてきました。今回はまとめとして、この問題に今後どのように対処していくべきか、基本的な考え方をお伝えしたいと思います。...
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物流2024年問題を考える(その3:「受託構造の多重化」)

物流業界における特徴のひとつに、荷主企業が委託する物流業務の受託構造の多重化があります。特に、運送業務においては、元請け企業が保有するアセット(車両)には限りがあり、必然的に地元の中小運送事業者に再委...
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コロナ禍における物流不動産の変化その1:ECの増加による物流施設の建設増

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、我々の買い物や生活様式は大きく変わりました。皆様も外出自粛や密を避ける行動が求められる巣ごもり生活の中、インターネットを利用して買い物をする機会も増えたのではないでし...
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物流は武器になる2:物流管理部門におけるパラダイムシフト

前回は物流担当者のミッションとその変化の兆候について取り上げました。今回はミッションの変化に関するポイントを押さえつつ、物流担当者に求められる新たな役割について紹介します。これからの「物流コスト適正化...
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物流は武器になる1 :変化する物流担当者のミッション

過去20年で最も高い売上高物流コスト比率2022年4月に公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会による『2021年度物流コスト調査結果』が発表されました。2021年度の売上高物流コスト比率(全業種平...
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物流2024年問題を考える (その2:「トラックドライバー業務」)

前回に続き、2024年問題を考えます。トラックドライバーの付帯業務トラックドライバーの業務というと、運転業務(運送)以外にどのようなことを想像するでしょうか?納品先でフォークリフトを使っての商品の取卸...
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物流2024年問題を考える(その1:「2024年問題とは何か」)

「物流危機(クライシス)」という言葉が頻繁にメディアに登場するようになり、ここ数年の間で物流に関する様々な課題を意識する各企業の経営者や担当者が増えたことと思います。その中でも、「2024年問題」と言...
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今こそ兵站を考えてみる

■名著「山・動く」1991年に起こった湾岸戦争、当時の米軍・作戦司令官であったパゴニス中将が記した著書が「山・動く(1992年)」です。55万余の将兵と700万トンの物資、3万両の戦闘車両をアラブの砂...
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DX時代における新聞物流の再検討-1 新聞物流をめぐる動向

コロナ禍において紙媒体を前提としたビジネスは退潮した新型コロナウイルス感染症の流行は人々の行動を大きく変えました。私自身も例外ではなく、打ち合わせやプレゼンテーションはオンラインでの実施が中心となりま...
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資料のチェックを紙媒体ですべきか、電子媒体ですべきか

はじめにお仕事で資料を作成した後は、紙に印刷してチェックしたいという方も多いと思います。私もその1人で、紙のほうがミスに気付きやすいです(あくまで個人の見解です)。資料のチェックを紙媒体ですべきか、電...
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物流事業をプロフィットセンター化できる最後のチャンスかもしれない

物流事業者が克服すべき課題物流事業者は基本的に荷主より荷物を預かり、時間乖離を埋めるサービス(保管機能)、空間乖離を埋めるサービス(配送)を主軸に企業運営しています。この単機能サービスの提供は荷主の要...
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コロナ禍を経て改めて考えたいリスク対応プラン:フィンクのマトリクスを参考に

リスクの分類新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受け、食品・医薬品・日用雑貨品などを除き消費が大きく低迷しています。特に大手アパレルは3月度対前年比で30~50%の落ち込みを見せています。そもそも今...
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いま企業が抱える戦略的物流課題:コロナ禍を経てロジ・ソリューションへの相談内容は「物流戦略」が中心に

解の見えない環境下でのリーダーの役割先日、弊社の取引先から「新型コロナウィルスの影響で物流はどうなりますか?」と問われました。とてもシンプルな質問でありながらも、誰も解が見えないのが正直なところだと思...
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ホワイト物流推進運動:既に600社以上が参画

国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省連携昨今、物流業界では、ドライバー不足、働き方改革などについてよく耳にすることが多くなってきていますが、『「ホワイト物流」推進運動』という言葉を耳にしたことはあ...
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配車業務をAIに任せれば完璧な答えが出てくるのか?:AIとバイアスの問題

人間の意思決定はヒューリスティクスに基づいている人間が行う意思決定に影響する変数は無数に存在しますが、それらすべてを解法に盛り込むことは現実的ではありません。そのため、程度の差はあれ、人間の意思決定は...
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ポケモンGOと個人情報保護:仕事用スマホにはインストールしないのが吉

ポケモンGOは大ヒットしましたが先日、インターネットを何気なく見ていると「ポケモンGOと個人情報保護」というニュースが目に付き、熟読してしまいました。ゲームで個人情報が漏れている、という驚愕のニュース...
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続・2030年の物流を考える

前回の記事が年間ランキング入りしました夏が終わりに差し掛かってきました。令和最初の夏でしたが、読者の皆様はどんな夏を過ごされたでしょうか。以前執筆した「2030年の物流を考える」が2018年ばんばん通...
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EC物流委員会とは

EC物流委員会のワーキンググループ一般社団法人日本3PL協会にEC物流委員会という組織があります。弊社は日本3PL協会の会員であり、EC物流委員会の幹事会に所属しています。EC物流委員会は2010年に...
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2030年の物流を考える

お客様に質問されたこと「2030年の物流はどうなっているのか。見解を教えてほしい。」昨年末、お客様からこのような質問を受けました。上昇を続ける物流コスト、出口が見えない人手不足問題・・・etc.今後の...