国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省連携
昨今、物流業界では、ドライバー不足、働き方改革などについてよく耳にすることが多くなってきていますが、『「ホワイト物流」推進運動』という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。先日もお客様からホワイト物流について問い合わせをいただくことがありましたので、簡単にご紹介したいと思います。
『「ホワイト物流」推進運動』とは、国土交通省、経済産業省、農林水産省の3省が連携し、推進している取組運動です。
具体的には、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することとし、
・「トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化」
・「女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現」
を目的とした運動です。
この『「ホワイト物流」推進運動』の特に注目するべき点は、「すべての関係者が問題意識を持ち、物流の効率化・生産性向上のために協力していこう」という姿勢です。
私が以前配信させていただいた「よりよい物流環境の構築に向けて」でも記載しましたが、さまざまな物流に関わる問題を是正するためには、荷主企業を含めたすべての関係者の理解と協力が不可欠だと考えており、この推進運動を起点とし、積極的な取り組みが期待されています。
既に600社以上が参加
この推進運動に賛同し、参加されている企業はすでに600社を超えています。(『「ホワイト物流」推進運動』への参加は、「自主行動宣言」を提出することによって行われます。詳細は『「ホワイト物流」推進運動』ポータルサイトにてご確認ください)
この賛同の輪が今後もますます広まり、物流に関わるすべての関係者が連携し、相互に改善が図れるよりよい物流環境が構築できればと思います。
このメルマガからホワイト物流の取り組みを一人でも多くの方が知り、少しでも推進に役立つことができれば幸いです。
(文責:南部 大志)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第420号 2019年12月25日)