DX

物流TIPS

物流システムのユーザー受入テストのチェックポイント 

2025年の崖が目前に  539号を担当いたします渡辺です。  経済産業省がDX(デジタルトランスフォーメーション)レポートを2018年に発表してから早くも6年が経ち、レポートの中で言及のあった「20...
物流センターの運営と管理

物流ロボット導入で失敗しないために

ロボット導入は慎重に 533号を担当します加藤です。 近年、少子高齢化による生産年齢人口の減少やEC市場の拡大に伴う業務量の増加などによって倉庫現場の人員確保が難しくなってきており、この問題に対処する...
物流とIT・情報システム

配送システムとAI:これまでの配送経路計算システムと何が違うのか

AI配車システムとは 最近では配車実務にAI配車システムを利用するケースが増えてきています。弊社のグループ会社のセンコー株式会社においても、積極的にAI配車システムの導入に取り組んでいます。以前から物...
物流事例紹介

1980年代の加賀屋の自動搬送システム導入事例から学ぶ、成果とは何か。

石川県和倉温泉郷にある加賀屋は、日本一の旅館であると言っても過言ではありません。旅行新聞新社が主催する『プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選』にて2016年まで36回連続で総合部門第1位に選ばれており...
物流と社会・話題・その他

資料のチェックを紙媒体ですべきか、電子媒体ですべきか

はじめに お仕事で資料を作成した後は、紙に印刷してチェックしたいという方も多いと思います。私もその1人で、紙のほうがミスに気付きやすいです(あくまで個人の見解です)。 資料のチェックを紙媒体ですべきか...
EC(通信販売)

物流の機能としての情報システム理解をさらに深める必要がある理由

物流と情報システムの歴史 物流が物的流通と表現されていた時代、物流は5つの機能(保管、輸送、荷役、包装、流通加工)から構成しているとされていました。 物流という用語が一般的に世間に普及し、事務業務の効...
物流とIT・情報システム

物流部門に異動・配属となった皆さんへ:技術革新が進む今はチャンスの時代

新入社員と物流部門と 現在感染症問題で大変な状況にありますが、4月は新入社員の季節です。通年採用になっている企業もあると思いますが、まだまだ桜のこの時期に入社される方が多いのではないでしょうか。3年前...
物流とIT・情報システム

単価が下がればICタグは普及するのか:アパレルSPAとの相性は良いが・・・

2円タグが登場予定 2020年1月18日の日本経済新聞によると、「東レは衣料など商品の在庫管理などに使うICタグを、1枚2円以下と従来の5分の1程度のコストで生産できる技術を開発した」とあります。特殊...
物流とIT・情報システム

配車業務をAIに任せれば完璧な答えが出てくるのか?:AIとバイアスの問題

人間の意思決定はヒューリスティクスに基づいている 人間が行う意思決定に影響する変数は無数に存在しますが、それらすべてを解法に盛り込むことは現実的ではありません。 そのため、程度の差はあれ、人間の意思決...
物流とIT・情報システム

物流分野における省人化・省力化のポイント解説

労働力不足への対策 2011年を境に日本の人口は減少に転じており、高齢化の進展に加えて世帯構造(共働きや単身の増加)が変わってきています。数年来続いている物流業界の労働力不足は賃金高騰にも表れており、...
物流とIT・情報システム

自動配車システムと人間による「手直し」の問題

自動配車システムの配車結果を人力で手直ししている 現在、市場にはいくつかの『自動配車システム』がありますが、それらの実運用での導入事例では「システムが出力した配車結果を元に人間が『手直し』をしている」...
物流センターの運営と管理

物流における「ロスプリベンション」

ロスプリベンションとは  ロスプリベンションとは、欧米の小売業、流通業、海上貨物保険業界において、一般的な用語です。  ロス=損害、プリベンション=未然に防ぐ、つまりロスにつながることを事前に見つけて...
物流とIT・情報システム

路線検索アプリと配車シミュレーションソフトの違い

乗り換え検索アプリはもはや必需品 今やスマートフォンでの路線検索アプリは日常において必需品となっております。 特に首都圏の電車路線の複雑さは世界的にも有名であるため、このようなアプリは現代人においてな...
物流センターの運営と管理

物流の事務作業の改善の重要さ

内科病院を受診したのですが 先日、39度の熱を出して内科の病院へ行きました。診察の際、医師の先生は、こちらの病状を聞くと、パソコンの画面を見ながらマウスをクリックします。また、病気の診断と処方される薬...
物流とIT・情報システム

ITと人の力のバランス:ジェームズ・ボンドと物流業務と

「007スカイフォール」という映画 先日「007スカイフォール」という映画を見に行きました。それまで「007」シリーズは一度も見たことがなく、たまたま近所の映画館で上映していたので、人から勧められたこ...
物流とIT・情報システム

業務の電子化を進めるために必要なことは、企業間の協力です

輸出業務の完全電子化に驚く 4月13日の日経産業新聞に村田製作所が輸出業務をすべて電子化したというニュースが掲載されていました。これまでFAXや郵送という紙で行っていた業務を電子メールで24時間やり取...
物流とIT・情報システム

昨今の企業間取引(EDI)に対する物流システム構築における課題、4つの事例

今回は、昨今私が携わっている荷主様との物流システム構築における事例(悩み)に触れたいと思います。 アパレル商社様事例 「出荷オーダの全てが各営業担当者のeメールに書かれた文章であり、担当者が読み取る、...
物流とIT・情報システム

業務システム標準化の難しさ:SAP万能ではない

業務標準化といえば定番のSAPやOracleですが 皆様が日常や日頃の仕事業務においてシステムを利用する機会は非常に多くなったと思います。(業務画面の入力、メールのやり取り、銀行ATM、モバイルPC、...
物流と社会・話題・その他

動産担保融資について:センコー株式会社の事例から

動産担保融資とは 動産・債権担保融資(ABL:Asst Based Lending)とは、金融機関が不動産以外の在庫や設備、売掛債権を担保として企業に融資をする制度です。 米国では1970年代に制度が...
物流とIT・情報システム

物流企業におけるIFRS(国際会計基準)の影響を考える:ITの活用は不可避に

IFRS義務付けが始まる 2009年6月16日に金融庁が公表した「わが国における国際会計基準の取り扱いについて(中間報告)」によると、2015年あるいは2016年から、わが国の上場企業は、その財務報告...