簡単に言うと
3PLの概念をあげましたが、簡単に言うとどうなのとよく聞かれます。物流事業者の立場の方には、「荷主の物流部の代行です。」と答えることにしています。
3PLの発展経緯をみればわかりやすいでしょう。3PLは荷主企業がコア・コンピタンスに集中し、ロジスティクス全体や一部はコア・コンピタンスでないとした企業が、その業務を一括で専門事業者にアウトソーシングすることから発展しました。つまり、ロジスティクスに力を入れられない企業がその物流部の機能を専門事業者に任せたということです。いわゆる物流部の代行ですから、「荷主の立場から考える」ことがポイントです。
3PLは対等なパートナー関係
そして、自社の重要な機能を委託するわけですから、従来のように荷主と事業者という上下関係ではなく、対等の関係で「パートナー」として一体となって活動することが必要です。
そして、パートナーとして一体となって、マーケットでの競争に勝つために、サービスレベルの向上やコスト削減を進めるわけです。当然パートナーですから、その効果やリスクは分け合う形が求められます。よくいわれる「Win – Win」の関係ですね。
御社は、現在の荷主や物流事業者とどんな関係にありますか?
(文責:中谷)
3PLについてもっと詳しく知りたい方は下記もご覧ください。
物流コンサルタントが物申す(執筆:中谷)
「サードパーティ・ロジスティクス(Third Party Logistics) が経営に与えるインパクト」
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン・ばんばん通信特別号 第2号 2009年1月7日 担当:中谷 祐治)