コンサルティングメニュー解説

物流戦略系コンサルティング

物流事業者選定プロジェクト

お客様の物流事業者選定を弊社コンサルタントが伴走して実施します。

RFI(情報提供依頼書)、RFP(提案依頼書)などは弊社が保有する既存のフォーマットを用いるなど、できる限り時間と工数を掛けずに事業者選定をご支援します。RFPの回答を評価する一般的な評価項目も弊社で整備しておりますので、一次選定と二次選定のいずれにおいてもスピード感を持って実施できます。弊社にお任せいただくことで、およそ50%程度の工数削減が期待できます。また、日本国内のキャリアだけではなく、国際物流におけるフォワーダー選定も弊社で実施可能です。RFI・RFP配布先のノミネートにおいては、貴社が提案を受けたい物流事業者に合わせて、各社の特性や強みを知っている弊社が厳選した物流事業者から選定します。最終的に選定した物流事業者との間での物流の業務稼働に向けても、ご支援を提供いたします。

荷主視点と物流事業者視点の両側面を知り尽くしたロジ・ソリューションならではのコンサルティングを心がけています。

IT戦略策定プロジェクト

物流機能の一つである情報システム。物流DXに向けて「何か手を付けなくては」とお考えの方も多いのではないでしょうか。物流IT導入経験の豊富なロジ・ソリューションが支援することにより、絵に描いた餅ではない情報システムを現場に導入することが可能です。

この検討において、まず経営方針に沿った物流IT戦略を策定します。これは中期経営計画に沿ったITロードマップを作成します。次にお客様が保有している物流ITのレベルがどの程度なのかをロジ・ソリューションが調査し、あるべき姿とのギャップを明確にして、そのギャップを埋める施策を打ち出していきます。もちろん戦略だけではなく、実装にあたっては適切な物流ITベンダーの選定を支援します。この時、必要であればRFPを作成して選定を進めます。

これまでの主な実績としては、精密機械メーカーの基幹システム刷新に伴う実行系システムのロードマップ策定とWMSベンダー評価・選定、アパレルメーカーのWMS導入支援、家庭紙商社のTMSベンダー選定と導入支援があります。 

ロボティクス選定プロジェクト

物流分野の自動化の一環として、ロボティクスの選定をロジ・ソリューションが支援します。倉庫オペレーションにおける自動化の場合、何を目的に導入するのか、投資できる金額はいくらまでなのかを考慮して自動化を検討します。荷役設備(処理能力・確実性・投資金額・顧客数・SKU数など考慮)、保管設備(保管効率・作業速度・レイアウト自由度・投資金額・SKU数・出荷頻度など考慮)などについても同様に検討します。弊社は大手物流事業者のグループ会社として、さまざまな業種のお客様の物流センター立ち上げプロジェクトの実績をもっています。これにより、自動化マテハン事業者とのリレーションも持っており、多方面からの情報が入手可能です

物流の自動化を進める上で適切な相談相手が欲しい、最新の自動化技術・機械化の情報が知りたい、自社の物流に合った機械化に関するアドバイスが欲しいなどとお考えのお客様にぴったりなコンサルティングサービスとなっています。 

物流戦略策定プロジェクト

お客様の経営戦略を踏まえた物流戦略策定を支援します。まず物流現場のオペレーションから企業としての物流マネジメント体制までの概要を把握し、次に様々な物流データや各関連データの分析を行って、定量的・定性的な現状分析を実施します。ロジ・ソリューションは大手物流企業をグループに持つことから、物流に関する膨大なデータを保有しています。これらのデータと比較することで、定量的な評価を行います。また半世紀近くの歴史を持つロジ・ソリューションの物流コンサルティングの豊富な経験をもとに、定性的な評価を行います。このようにして、お客様の現在の物流のレベルを客観的に評価します。更にそれらを使って、お客様の現状の物流課題、将来のリスクを明確化します。つぎに、お客様を取り巻く外部環境を調査し、先の現状分析とあわせて内外環境分析を行い、物流戦略の方向性を明示します。最後にお客様と共同で具体的な物流戦略のテーマ群を設定するとともに、フィージビリティースタディを行い、各戦略テーマのプライオリティを明確にして、アクションへの動機づけを行います。

物流子会社を含む製造業(自動車、機械機器、食品問わず)、小売業のお客様、物流事業者様にこのメニューをご利用いただいております。

企業機能分析プロジェクト

新規事業開発、既存事業評価でお悩みの企業向けとなります。ビジネスにおいては自社で強化すべき機能を明確にする、あるいは自社に必要ではない機能を洗い出す必要があります。これを行うことにより、他社との差別化ポイントが明確になります。 
弊社ではコンポーネントビジネスモデル(CBM)と呼ばれるコンサルティングツールを用いて、お客様の事業機能を整理し、“強化すべき機能”、“必要でない機能”を洗い出します。強化すべき機能については、各部門(物流企業であれば経営企画、営業、海外事業、輸配送、倉庫、安全/品質管理、情報システム等)ごとにアクションを決めて実行プランを構築します。これにより、迅速にお客様の戦略を推進することが可能です。

ESG経営診断

現代の企業経営においては各ステークホルダーからESG経営を求められるようになっています。ロジ・ソリューションはESG経営に関して、お客様が物流分野でどのようなレベルにあるのかをスコアカードを用いて診断します。この診断をもとに、現状の物流の課題を抽出し、現時点で不足している取り組みがもたらすリスクを特定して、解決の方向性を提示します。さらに、お客様の要望に応じて定期的なモニタリングの実施やESG診断レポートなどのアウトプットを作成し、ESG経営を強化する支援を行います。 

ビジネス・デューデリジェンス

物流企業のM&Aにおけるビジネス・デューデリジェンス(以下、BDD)を実施します。ロジ・ソリューションが提供するBDDの主な対象範囲は、外部環境(マクロ環境、エリア環境、荷主業界、仕入先の状況等)、内部環境(収支分析、人員・組織、設備投資、安全品質、各種KPI等)、SWOT、対象会社の事業評価、戦略評価、事業計画の検証、シナジーなどになります。物流企業のビジネスレベルを把握するには、財務DDや法務DDに加えてこれらのデューデリジェンスが不可欠ですが、それを高いレベルで行える会社は限られています。物流コンサルティング経験豊富なロジ・ソリューションだからこそ可能な物流企業のデューデリジェンスがあります。

ロジ・ソリューションのビジネスデューデリジェンスは既に多くの実績があり、BDDプロセスにおける様々な調整やアウトプットの精度も年々向上しています。物流企業を対象とした効果的な投資のための判断支援サービスをお探しのお客様にお勧めのメニューです。また、PMI(Post Merger Integration: M&A後の統合プロセス)と継続して行うことで、クイックな成果創出につなげることが可能です。

物流事業者・経営改革支援

物流事業者を対象とした経営改革支援を3段階のフェーズを設定して実施します。

第1フェーズ:現状分析を実施します。定性評価(トップヒアリング、問題点と課題の整理)、定量評価(財務面や収益性、生産性の分析)を実施し、分析結果を元に経営改革の方向性を抽出します。 
第2フェーズ:短期改善施策と中長期戦略の策定を実施します。まずは第1フェーズの分析結果をさらに深く掘り下げ、短期的な改善施策を策定します。更に、経営視点における中長期スパンの課題への戦略の検証と再設定も検討します。 
第3フェーズ:第2フェーズで策定した短期改善施策と中長期戦略の実行を支援します。 

総合物流企業のエンジニアリング部門をルーツに持ち、物流に関する幅広い知識と経験を持つロジ・ソリューションだからこそ可能な支援です。

自動車整備事業

自動車整備事業をもった総合物流企業は多くありません。ロジ・ソリューションは総合物流企業グループの一員として、8,000台の車両を維持し、自動車の安全性を確保するためのノウハウを活用することが可能です。例えば、「国の法整備に沿った整備事業戦略を構築するサポートが欲しい」「自動車整備の内製化を進める上で適切な相談相手が欲しい」「自社で保有している自動車整備システムを改新するためのサポートが欲しい 」「自動車整備現場のデジタル・トランスフォーメーションを進めるためのプロジェクト管理者になって欲しい」「自動車整備士や検査員の人材登用と最新技術習得のための教育サポートが欲しい」といった自動車関連のお困りごとを支援可能です。

拠点立地分析

ロジ・ソリューションの拠点立地分析では、輸配送距離・物量に基づき、簡易的に物流拠点立地の評価を行います拠点住所、納品先の住所と納品物量の3種類のデータのみで行うことが可能です。シミュレーションソフトを活用することにより、複数のシナリオパターンの比較も可能です。現状の拠点立地だけでなく新規候補の場所の検討も可能ですし、これを1拠点だけで行うのではなく、複数拠点や現状と新規拠点との組み合わせなど様々なパターンでのシミュレーションも行うことができます。更には新規候補地を納品先住所と納品物量からソフト上で算出することもできます。アウトプットとしては、地図での納品先や拠点立地表現、シナリオリスト一覧になります。 

物流拠点の新設、移転、集約を検討している場合や、現状の物流拠点位置が妥当かどうか知りたい場合、各拠点の配送エリア設定をしたい場合、短期間で簡易的に比較してみたい場合などに、ロジ・ソリューションの拠点立地分析をご活用ください。 また、弊社は机上の結果だけでなく、実際の立地検討に対してもいろいろなご支援が可能です。

物流レベル評価

企業の物流機能を強化していくうえで、現状における自社の物流レベルを把握することはとても重要なステップです。そのためには市況や同業他社との比較を実施し、客観的な評価をすることが必要となります。ロジ・ソリューションではお客様の各種データに加え、物流業界を網羅する独自の強力なネットワークで構築した市況料金データベースや保有している各種事例の情報を用いてこの比較を実施し、お客様の物流レベルを客観的に評価します。 自社の物流レベルを把握することで、強化すべき物流機能が明確になり、今後の戦略立案や他社との差別化が可能となります。 

輸配送、倉庫、安全/品質管理、IT、国際物流など、物流にかかわるものすべてに対しサービスのご提供は可能です。 

物流オペレーション系コンサルティング

ドライバー教育プロジェクト

ドライバー教育の目的は、

1. 安全品質及びコンプライアンスの知識(Quality)
2. プロドライビングテクニック(Cost)
3. 貴社の期待する役割を設定して実現する(Service)

ことにあり、いずれも短期的・長期的な視点で取り組むことが求められます。

ロジ・ソリューションのドライバー教育支援は「基礎調査」「教育プログラムの構築」「導入準備」という3つのステップに分かれています。

第1ステップとなる基礎調査では、外部環境調査・内部環境調査を行い、現状の安全品質に対する体制や事故傾向の把握、車種ごとの作業工程などを把握します。

第2ステップとなる教育プログラムの構築では、基礎調査の情報をもとに教育基本方針の策定および教育プログラムの設計をしていきます。またドライバーのモチベーション向上(継続できる教育環境)が図れる評価制度(スキルチェックテストやスキルマップの検討)の設計も合わせて行います。

最後のステップである導入準備では、設計した教育プログラムの構築に向けて、管理者向け、ドライバー向けの教育ツール(カリキュラム、実力テスト、マニュアル等)の作成と現場への落とし込みまでを実施します。 

センター運用検討

既存顧客の物量伸長や委託領域の拡大、新規荷主の獲得で当初の想定物量を超過するなどの理由で、センターの移管を含めた新たなオペレーションの検討を行う必要が出ててくる時期があります。

ロジ・ソリューションは総合物流企業をルーツに持ち、これまで数多くのセンターの運用構築に携わってきた実績があり、新しい物流センター運用計画の提案に留まらず、計画実施から定着化までの支援をおこなっています。 まずは現状の物流情報に基づき、新たなセンター運用の概要を検討し、実行ガイドラインを策定します。具体的には「As is(現状はこうなっている)」と「To be(将来はこのようになるべきである)」の二つの視点を用いて現状と理想を把握し、問題解決の手段を整理します(拠点、システム、オペレーション、マテハン等)。

多くの場合、こうした設計フェーズでは、実行計画を作成するところまでの支援となります。さらに実行フェーズまでご依頼いただいた場合には、設計を絵に描いた餅で終わらせることなく、導入から実行まで責任を持ってご支援いたします。 

輸配送改善プロジェクト

輸配送改善では、物流コストの中で最も高い構成比を占める輸配送コストを適正化します。まず、お客様の物流ネットワークを把握し、各種データ(配送便、集貨便、幹線便等の実績)、契約料金から現状の輸配送コストを可視化します。

さらに、データ分析や関係者のインタビューを通じて、契約料金のベンチマーク比較や輸配送コスト削減にあたっての阻害要因を抽出します。弊社は大手物流企業をグループに持つことから、リアルタイムで全国の輸配送単価の市況価格を把握することが可能です。次に、輸配送シミュレーションソフトウェアを活用して、最適な輸配送ルートを設計し、現状とのギャップを抽出することで、改善効果のポテンシャルを明確にします。そのうえで、様々な制約条件における課題や、輸配送手段やネットワークそのものの見直しなど、積載率・稼働率・実車率などの輸配送効率を改善する施策を策定します。 

作業現場改善プロジェクト

物流作業現場改善プロジェクトでは、現状調査を経て現状把握を行った後、現状の評価や問題点の整理、課題の設定と改善策の抽出を行います。現状把握のアウトプットは、インタビュー、業務フロー、物量分析結果、工数分析結果などになります。現状把握が出来たら問題点の抽出を行い、例えば、オペレーション改善、管理方法の改善などの課題設定を行います。 自社の物流の現状がどうなっているのか把握したい場合、自社の物流では何ができていて何ができていないのか知りたい場合、物流現場の効率化をしたい場合、物流の品質を向上させたい場合などに、ロジ・ソリューションの作業現場改善プロジェクトをご利用ください。
 
総合物流企業をルーツに持つ物流コンサルティング企業であるロジ・ソリューションは、物流の現状把握が非常に重要であると考えています。しっかりと現場を見て、担当者インタビューを行い、お客様と一緒に考え、物流の改善に貢献するというのが我々の基本的な考え方です。

5S活動推進プロジェクト

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)とは、ただの美化運動ではありません。品質、生産性において、物流活動の土台になるものです。ロジ・ソリューションの5Sプログラムでは、5S活動の定義から内容、手順についてのレクチャーを行うとともに、5S活動の推進にあわせて、実施に必要な帳票のフォーマットもご提供いたします。レクチャーを複数回にして5S活動のタスクスケジュールをご提案することで、お客様の進捗の確認を一緒に行っていくことも可能です。 物流現場が整理整頓されていない、モノを探す工数を減らしたい、なぜ5S活動を行うのか、現場担当者に説明したい、5Sのやり方を知りたいといったお客様にお勧めです。
 
物流の現場を知り尽くしたロジ・ソリューションならではの、絵に描いた餅に終わらない実装可能な5S活動を提供しております。

物流部門の業務代行

自社の人材をより優先順位の高い業務に集中させたい 、物流管理業務(定常業務)の波動を吸収したいというニーズや、第三者の目から自社の物流管理業務について意見がほしいというお悩みを持つ企業向けのメニューです。まず現状の物流管理業務の関連部門と内容を整理し、次に業務リストを作成し、業務ごとに工数を算出することでそれぞれの業務の優先順位を見極め、ロジ・ソリューションによる支援が可能かどうかを明確化します 。次に物流管理業務の全体像を把握し、業務スケジュールを作成した上で、ロジ・ソリューションが物流管理部門の一員として業務を遂行します。例としては物流運営体制の構築 、各関係者(営業、物流事業者)との折衝、調査・分析・資料作成などの業務代行が可能です。

物流管理系コンサルティング

出荷ABCに基づく在庫評価

「うちの会社は在庫が多いんだよね」といった悩みをお持ちの物流担当者は少なくありません。

しかしながら「過剰在庫がもたらしている影響を洗い出した上で定量的に評価したい」と考えても、なかなか着手出来ない状況が続いている場合が多くあります。また、配送ネットワークの複雑化や配送拠点の増加により、在庫の管理方針および管理指標が明確ではないなどの問題を抱えている企業も多いように思われます。

ロジ・ソリューションではこうしたお悩み解決のためのメニューの一つとして、お客様の出荷データ分析を行っています。在庫数量、在庫日数、在庫金額、取引先依存度等などのデータを用いて、各アイテムをランク(A、B、C、Z)分けし、今後のお客様の物流改革のあるべき方向性を見極めます。 

TMS(Transport Management System: 輸送管理システム)選定支援プロジェクト

ロジ・ソリューションは、お客様にあったTMSの選定を支援いたします。

現在使われているシステムの概要と業務上のニーズを整理した後、提案依頼書(RFP)の作成を支援いたします。RFP作成に当たっては、弊社がフォーマットやプロセスをご提案いたします。作成したRFPを基に、システムベンダーのノミネートと提案依頼を行います。システムベンダーから提案を頂いた後には、提案内容の評価と選定支援を行います。評価に際しては、お客様が重要視される点が適切に点数化されるよう工夫します。 

TMSは、属人化している配車業務の効率化を行いたい場合、紙の帳票を使った配車業務をデジタル化したい場合、配車結果をデータで残したい場合などに効果的です。TMSを実際に使用するのは配車担当者ですが、忙しい配車担当者のTMS検討支援、課題やニーズの可視化などにもTMS選定支援はお役に立つと考えます。 

国際物流改革プロジェクト

荷主側として持つべき物流管理機能を強化し、3PLのパフォーマンスの良し悪し(妥当性)を評価する仕組を作りたい、 KPIによる物流管理を行い、全社の物流を統括・管理する方法を確立したい(PDCAサイクルを回す)と考えている企業向けのコンサルティングサービスです。

まずはお客様の国際物流の実態を十分に把握するため、輸出コスト(フレイト料金・諸掛等)の妥当性を評価してモノサシ(ベンチマーク)を作り、契約単価を評価します。市場価格調査の結果(ロジ・ソリューションが保有しているデータ)とのコスト比較を実施した上で、取り組み方針を決定します。

弊社は多数の物流コンサルティングの実績がありますので、市況料金の充実したデータベースを保有しています。これをベンチマーキングのツールとして利用します。 

このコンサルティングサービスで評価するのは単価だけではありません。物流ネットワーク、物流費分析、各プレイヤー機能整理、国際物流手配プロセス等の現状実態把握も併せて行います。これにより、ダイレクトシップ、グローバルビット、フォワーダー委託範囲変更、輸送ルート変更、ロジスティクス機能(組織)の強化検討を実施します。また、必要に応じて委託先フォワーダー選定方針/評価基準作成、RFP作成、提案内容評価/委託先選定もご支援いたします。 

物流コスト評価プロジェクト

物流コストは上昇する一方の昨今ですが、自社における現在の物流コストのレベルは他社と比較してどうなのかを気にしている企業は少なくありません。ロジ・ソリューションのコスト評価メニューは、市況価格を踏まえて「現状の委託コストの妥当性を判断したい」「委託先からの値上げ要請に適切に対応したい」などのニーズに対応しています。まずはお客様の会社における各種実績データや契約書類から、現状の物流コスト(輸送、保管、荷役等)を洗い出して可視化します。それを市況と比較することで、料金レベルの評価を行います。弊社には生の市況価格情報を集積したデータベースがあり、こうしたニーズにも迅速に対応することが可能です。

同時に、このメニューでは料金レベル評価だけでなく、お客様の会社に内在しているコストアップリスクを抽出します。 これにより「コストアップの影響について他部門や経営層に理解してもらう必要がある」「コストアップリスクをしっかり把握した上で、今後の改善活動に着手したい 」といったニーズにも対応可能です。

ESG物流経営企画支援

お客様のESG経営*について、主に環境(Environment)の分野での取り組みを物流の観点からサポートします。 

近年、企業価値の向上や長期的な成長の評価基準として、ESG経営が注目を集めています。 しかし、物流面においては環境負荷低減の取り組みと物流コスト削減の両立が難しく、戦略策定・実行がなかなか進まないという企業も多いように思われます。 

コンサルティングの内容としては、まずお客様の物流部門におけるCO2排出量や資材廃棄量の現状を調査します。その後、お客様の中期経営計画に基づきロードマップを策定し、物流拠点の最適立地や共同物流の検討を行います。

*環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとったもの。 

ロジスティクスKPI導入プロジェクト

財務指標は企業活動の「結果」ですので事後的に反映する指標でしかありません。活動の意思決定のための情報取得には「原因」を表す「非財務的指標」の設定が必要となります。先導的指標、原因を表す指標として、ロジスティクス指標の測定も必要となります。 一方、現場(倉庫、配送)や物流部においてKPIが使われてはいるものの、単なる報告用の数値となっており、経営に活用されていない企業は少なくありません。

このメニューではお客様のKPIの各項目を見直し、個々のKPIを5W1Hで定義することで、全社での共通運用を実現します。また、KPIを共有化する会議体の設定等を行い、PDCAサイクルを回せる体制づくりを行います。これにより、問題点、発生原因、原因者の見える化、コミュニケーション推進、評価を通じたフィードバックの仕組みができ上ります。

ロジ・ソリューションでは、100にもおよぶKPI定義のサンプルを保有しており、あらゆるロジスティクスKPIをお客様に合わせて提供することが可能です。

リクルート・リテンション(採用と定着化)プロジェクト

物流業界に限らず、人材戦略はタイムリーな話題として各種メディアで取り上げられています。「様々な採用施策を講じているが、求める人物像の採用にうまくつながらない」「従業員の定着率が低い(離職者が多い)」といったお悩みをお持ちのお客様が多いのも事実です。そこで、ロジ・ソリューションは物流業界のあらゆるレイヤーでの豊富な経験から、物流人材の効果的なリクルート、リテンション施策をご提案いたします。

例えばリクルートプロジェクトでは年間カレンダー作成による計画的な採用管理、求める人物像に合致する人材を採用するためのマテリアルとノウハウの提供、様々な採用施策の中からより効果の高い可能性のある施策をご提案いたします​。 また、リテンションプロジェクトでは、施策を金銭的なものと非金銭的なものに分けた上で、更に新規採用者、既存の従業員、退職者といったカテゴリー別にご提案させていただきます。

より効果的な採用方法を知りたい​、従業員の定着率を上げる方法を知りたい​、従業員のやる気を醸成したい、仕事に対して誇りをもってもらう方法を知りたい​といったニーズに対応しています。

オペレーション代行

 お客様の物流業務を請け負います。倉庫(保管・入出庫・流通加工・出荷)・運送手配(宅配・路線・チャーター)・国際(輸出入管理)など、物流業務のアウトソーシングによりお客様のコア業務へのリソース集中が可能となります。

メニュー名解説
保管・在庫管理・出荷業務       お預りした製品の保管・入出庫・在庫管理を倉庫管理システムを使い管理します。可視化機能としてお客様が在庫状況や入出庫・出荷状況をWebを通じていつでも直接確認ができます。
運送業務宅配便から大型車チャーター便まで、用途に合わせた車両の手配が可能です。付帯サービスとして指定場所までの搬入・搬出作業も承ります。
国際業務輸出・輸入を問わずお客様の国際物流業務また、貿易業務を代行いたします。国際物流、貿易業務の知識をもったスタッフが煩わしい国際業務を代行することにより、お客様はコア業務への集中が可能となります。

ワンストップ・包装ソリューション

 お客様のご要望に合わせて包装設計・試作・評価試験・資材調達迄の一貫した包装ソリューションサービス、またはその一部分を切り出したサービスをお客様のご要望に合わせて提供いたします。弊社パートナー企業である日本ビジネスロジスティクスのソリューションです。

メニュー名解説
包装設計サービス       製品3Dデータのみが仕上がった段階で、これらのデータをもとに包装設計に着手します。これにより、お客様の製品開発作業と包装設計作業を同時並行で進める事が可能となり、その結果お客様の製品開発期間の短縮を実現します。

詳しくはこちらをご覧ください。
包装試作サービスCADデータをサンプルカッターに取り込むことで、精度の高い試作を短時間で行うことができます。段ボールやクッションのカットに対応しており、必要数量を必要なタイミングで製作します。

詳しくはこちらをご覧ください。
包装評価試験サービス2010年にISTA認定を取得(パートナー企業)、現在は国内最大級のISTA認定試験所として年間数百件のISTA試験を実施しています。パートナー企業の社内にはISTA CPLP テクノロジスト、テクニシャンなどの有資格者が在籍し、ISTAとのアライアンスで包装試験に関する最新情報を入手しお客様試験に役立てています。

詳しくはこちらをご覧ください。
資材販売サービス協力先とのアライアンスで、日本を含め世界9か国、50か所以上の拠点を活用し資材供給することができます。
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