今日からはじめる3PL 20:3PLの料金体系とゲインシェアリング(効果の分配制度)

3PLの料金体系

3PLに委託するときの料金体系は、大きく2つに分けられます

・従来から利用されているコストと管理費を区別しない料金
・コストとマネジメントフィー(業務企画管理料)を分ける料金

3PL事業は、事業開始までの期間が長かったり、顧客の投資を肩代わりするような場合もあり、資金が必要となる場合が多くあります。アメリカの3PL事業者は、出身母体となるような会社を持っていることが多いようですし、日本においてもその傾向が強いと思われます。

現在はどちらかというと従来型が採用されており、マネジメントフィーを分ける場合はまだまだ少ないのではないでしょうか。

ゲインシェアリングの考え方が物流の改善を促す

荷主と3PL事業者との業務運営では、共同して改善を進めたり、最適な体制を維持していきます。

従来の物流業務委託では、改善提案することは物流事業者にとっては売上減少/利益減少につながるため、改善提案をしたがらないと言う状況を生んでいました。3PL化において、効率化の効果が出れば双方で分ける前提となっていれば、3PL事業者の売上は減りますが、利益は増えることになります。いわゆるゲインシェアリングが効率化を進めるという考え方です。

ただアメリカの3PL事業者で聞いたところ、ゲインシェアリングをしていないという企業もありましたし、統計では20%程度しかないという記事を読んだこともあります。よって、一概に言い切ることは難しいですが、何らかの工夫がなされていることは事実ですし、そうすべきです。

ただし、検討が必要なことは、どのようにして効果を把握するか、どういう形で配分するのかということと、時間がたつにつれて改善が進み効果が得られなくなってきた場合にどのように考えていくかということです。

御社では、改善が進むための仕組みが工夫されていますか?

(文責:中谷)

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン・ばんばん通信特別号 第20号 2009年10月13日 担当:中谷 祐治)

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