物流センターの物量把握3:レイアウト設計の際に忘れがちなもの

前稿で、物流センターのレイアウト設計を行う際には、物量のフローを取りまとめることをお勧めしました。。

レイアウト設計の際に忘れがちなものが2つある

物量のフローとは、物流センターへ物が入荷して、出荷するまでの作業ごとに処理する荷姿別の量を入れたものです。

物流センターのレイアウト設計では、フローを基に算出した保管設備や荷役設備など様々な設備や空間を配置していきます。本稿では、レイアウト設計の際に忘れがちなものを(「物量」という意味からは少し外れるかもしれませんが)2つ紹介します。

1つは、空パレット、空カゴ、空箱などの空設備です。物量フローにも意識しないとでてこない内容になります。ただ、設備数を作成した物量フローから、必要なストック日数などで、算出することはできるでしょう。

箱に入れて出荷をするのであれば、その箱はどこからやってくるのかおさえなければなりません。逆に箱を空けて中を取り出すのであれば、取り出した後の空箱、空パレットなどがあります。空設備の置き場所は意外に広さが必要になる場合があります

2つめは、メンテナンスエリアです。機械設備を入れる際には、その設備をメンテナンスする場所が必要になる場合があります。機械設備のメーカーなどに具体的に相談した場合は、メーカーがメンテナンスエリアを含んで提案をしてくれると思いますが、その前に、自身で広さ想定した場合には抜けてしまいがちです。思わぬところで「入らなかった」とならないように、メンテナンスエリアを考慮する必要があります。

物は突然発生したり、消えたりもしません。また、物の置き場所が必要になります。物流センターのレイアウト設計の際には、物がどこからくるのか、どこにあるのか、それはどのくらいなのかも意識する必要があります。

(文責:真壁 由香)

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第498号 2023年2月22日)

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