謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今回は2021年のばんばん通信アクセス数ランキングの1位~10位のご紹介です。(集計期間:2021年1月~12月)
1位から5位まで
1位 直角積付通路幅について
レイアウト作成における通路設定手法の一つである「直角積付通路幅」について取り上げています。レイアウト作成時の通路幅を経験的にご存じの方も多いと思いますが、基本的な計算式を挙げていますので、見直しに活用されてはいかがでしょうか。
2位 特積み運賃タリフについて
特別積合せ輸送の昭和60年から平成11年のタリフの制度・料率の違いについて比較しています。2020年4月には、ドライバー不足などを背景にして、新たな標準的な運賃が告示されていますので、あわせて考えてみてはいかがでしょうか。
「才」という単位は物流業界特有の単位で、貨物の容積を表すために用いられています。もともと「才」は、「もの」の体積を表す尺貫法の単位ですが、物流業界の基礎知識として理解しておく必要がある単位です。
4位 物流倉庫における在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースの関係
物流拠点において、保管スペースとともに仮置きスペースが必要なことは経験や感覚的にわかっていることと思います。ここでは、簡単なモデルで試算していますので、実際の現場における保管と仮置きスペース比率と比較してみてはいかがでしょうか。
5位 3期制について[倉庫保管料金計算方法]~理解すれば保管コスト削減も可能!
倉庫料金計算の基本といえる3期制の保管料の計算の考え方について取り上げています。実務においては、いろいろな料金体系がありますし、計算はコンピューターが処理していると思いますが、基本の考え方をしっかり理解しておくことが必要です。
6位から10位まで
ロスプリベンションとは、損害を未然に防ぐ、つまりロスにつながることを事前に見つけて、それに対して手を打ち、被害を最小限に抑える手法のことを指します。物流センターや輸配送などいろいろな場面で一度再考されてはいかがでしょうか。
7位 様々なパレットについて
パレットは、荷役時間の短縮、荷扱いのダメージの削減などに寄与する便利なものです。ここではパレットの種類や活用について取り上げています。今一度みなさんも自社で使用しているパレットサイズや仕様を確認してみてはいかがでしょうか。
ここでは、現場から見る冷蔵輸送の基礎を解説しています。輸送品質を維持するためには、ハード面とソフト面からの対応が重要です。本記事の配信から時間がたっていますので、取り巻く環境変化を含めて考えられてはいかがでしようか。
環境問題への対応からモーダルシフトが進められています。ここでは、コンテナ輸送上発生する荷傷、いわゆる「擦れ問題」について、実際に効果があった対策事例の一部をご紹介しています。モーダルシフト検討の際に参考にされてはいかがでしょうか。
10位 現場力とは?
強い現場をつくることは、会社の競争力をつける上で重要なことですが、強い現場の定義があいまいです。ここでは現場力について、3つの組織能力という見方で分解して、考えています。この観点で他の現場と比較してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
ロジ・ソリューションのメールマガジン「ばんばん通信」では、物流に関連した内容をお届けします。本年もよろしくお願いいたします。
(文責 中谷 祐治)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★掲載された記事の内容を許可なく転載することはご遠慮ください。
ロジ・ソリューションでは、物流に関するいろいろなご支援をさせていただいております。何かお困りのことがありましたらぜひお声掛けください。(お問い合わせはこちら)
(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第470号 2022年1月12日)