謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今回は2022年のばんばん通信アクセス数ランキングの1位~10位のご紹介です。(集計期間:2022年1月~12月)
1位から5位までには、物流の基本を確認する記事が
1位 3期制について[倉庫保管料金計算方法]~理解すれば保管コスト削減も可能!
いつもアクセスが多いテーマです。倉庫料金の計算の基本中の基本ですので、基礎知識として理解していただくとよいと思います。間違った計算方法を載せているWEBサイトもありますので、注意が必要です。
2位 直角積付通路幅について
これもアクセス上位のテーマです。物流センター内のレイアウト作成には欠かせない知識です。効率の良い、そして使い勝手の良いセンター設計に活かしていただける知識です。
3位 特積み運賃タリフについて
以前の記事ですが、最近の運賃値上げの動向からアクセスいただけたのかもしれません。運賃は値上がりの方向ですので、特別積合せの運賃と合わせて、貸切運賃についても最新動向をキャッチしておきましょう。
4位 物流倉庫における在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースの関係
物流センターで適正な仮置きスペースがないと生産性が低下する可能性があります。在庫回転率と仮置きスペースについて簡単なモデルで試算していますので、皆さんの現場における保管と仮置きスペース比率と比較してみてはいかがでしょうか?
5位 様々なパレットについて
パレットにはいろいろな種類があります。ドライバー不足解消のためにも、荷役を効率化するパレットの有効活用が叫ばれています。今お使いのパレットサイズや仕様は、いかがでしょうか?
6位から10位。ロスプリベンションへの注目が。
ロスプリベンションとは、ロスにつながることを事前に見つけて、それに対して手を打ち、被害を最小限に抑える手法のことです。あまりなじみがない言葉かもしれませんが、とても重要です。
7位 商品の包装を考える
物流を担当される方は、なかなか包装のことに触れる機会が少ないと思いますが、包装された状態の商品のサイズは、物流コストに影響を与えます。デザイン・フォー・ロジスティクスが叫ばれていますので、部門の垣根を超えた活動が必要な時代が来ています。
8位 C重油紙パルプ価格とは
燃料サーチャージの基礎となるのが「C重油紙パルプ価格」です。現在、軽油価格が高騰し、トラック輸送でも燃料サーチャージの話題が出ていますので、その基礎知識として取り上げています。
コロナ禍により業務用の冷凍食品の需要が減少し、物流量も減少しましたが、それまで冷凍品の物流は拡大してきていました。今後の需要回復によりまた伸びに転じると思われますので、その基礎について再確認されてはいかがでしょうか。
10位 才数(さいすう)について[基礎]
「才」という単位は物流業界特有の単位で、貨物の容積を表すために用いられています。もともと「才」は、「もの」の体積を表す尺貫法の単位ですが、物流業界の基礎知識として理解しておく必要がある単位です。
いかがでしたでしょうか?
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(文責 中谷 祐治)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第495号 2023年1月11日)
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