謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今回は恒例の2016年のばんばん通信アクセス数ランキングを発表いたします。
アクセス数の1位~10位です。(集計期間:2016年1月~12月)
2位:ドライバー不足だけでは無い!?運行管理者不足のリスクについて
4位:現場力とは?
5位:物流倉庫における在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースの関係
8位:物流KPIの管理
考察
1位は、「コンテナ輸送は「擦れ」との戦い」です。モーダルシフトの中でも比較的シフトしやすいのがコンテナによる鉄道輸送です。効率を追求して「積載効率」を上げようとすると、トレードオフとして発生するのが、「輸送品質」の問題です。輸送品質の中でも輸送上発生する荷傷、いわゆる「擦れ問題」について取り上げています。
2位は、「ドライバー不足だけでは無い!?運行管理者不足のリスクについて」です。物流業界におけるドライバー不足が叫ばれていますが、運行管理者の不足は更に深刻なリスクがあるとし、今後の物流事業者のキーワードについて取り上げています。
3位は、「ダブル連結トラックでドライバー不足が解消する??」です。「ダブル連結トラック」とは、1台で通常の大型トラック2台分が輸送可能な車両の事です。昨今の深刻なドライバー不足を改善する規制緩和の施策ですが、この現在の状況について取り上げています。
4位は、「現場力とは?」です。強い現場をつくることは、会社の競争力をつける上で重要なことです。現場力とは見る人の主観によりとらえ方が様々ですので、“現場力とは何か?”について紐解いています。
5位は、「物流倉庫における在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースの関係」です。物流現場の改善にお伺いした際の倉庫拠点の担当者のお話をきっかけに、在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースについて整理しています。
6位は、「「鳥の目」「虫の目」「魚の目」」です。この3つの目は、ビジネスでは経営者が持つべき視点とも言われていますが、物流改革/改善の場面でも同様に持つべき視点として取り上げています。
7位は、「ドライバーの高齢化と自動運転技術」です。ドライバー不足に対応するため、何らかの解決策が必要ですが、この号では自動運転技術について取り上げています。
8位は、「物流KPIの管理」です。KPI管理をする事が目的ではなく、改善や効率化の一つのツールとして有効活用することが重要です。この号では物流KPI管理の概要を取り上げています。ちなみに、このテーマは最近弊社に多くのお問い合わせをいただいていることからも、注目されていると思われます。
9位は、「物流子会社の今後の方向性を考える」です。物流子会社に対する考え方が、ドライバー不足が叫ばれだしてから変化をしてきています。こういう時代だからこそ、今後の物流子会社の方向性を考えるための再評価について取り上げています。このテーマも、最近弊社に多くのお問い合わせをいただいていることからも、注目されていると思われます。
10位は、「高齢化社会と物流(手を組み始めた物流と介護)」です。この号では、物流と介護が融合した新たなサービスの展開について取り上げ、今後の安全安心や健康維持なども含めた生活を支えるロジスティクスの時代について取り上げています。
いかがでしたでしょうか?
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(文責:中谷 祐治)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第349号 2017年1月11日)