謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今回は2024年のばんばん通信アクセス数ランキングの1位~10位のご紹介です。(集計期間:2024年1月~12月)
1位 商品の包装を考える:ネット重量(Net Weight)とグロス重量(Gross Weight)の違い
家電製品などの箱を開けてみたときに、ぎっしり詰まっていると感じたことはありませんでしょうか。包装設計でのいろいろな工夫が感じられる瞬間です。包装設計は、荷主側が行うため、物流事業者の方はなじみが薄いかもしれませんが、こんなところから包装について考えてみるきっかけにされてはいかがでしょうか。
2位 街で見かける一般的な4トン車は、なぜ4トン積めないのか
なぜ4トン車に4トン積めないかについて解説しています。車両総重量、車両重量などから最大積載量が決まるという関係性があるためです。トラックの荷台後方に最大積載量が表示されていますので、街中を走るトラックを眺めてみるのも面白いかもしれません。
3位 才数について
いつもアクセスが多いテーマです。「才」という単位は物流業界特有の単位で、貨物の容積を表すために用いられています。もともと「才」は、「もの」の体積を表す尺貫法の単位ですが、物流業界の基礎知識として理解しておく必要がある単位です。
4位 3期制について
これもアクセスが多いテーマです。倉庫料金の計算の基本中の基本ですので、基礎知識として理解していただくとよいと思います。間違った表記をしているWebサイトもありますので注意が必要です。
5位 直角積付通路幅(ちょっかくつみつけつうろはば)について
物流センター内のレイアウト作成には欠かせない知識です。効率の良い、そして使い勝手の良いセンター設計に活かしていただける知識です。
6位 特積み運賃タリフについて
少し古い記事ですが、特別積合せ運送の運賃タリフについて取り上げています。令和の時代ですが、平成の運賃を基準にして運賃が決められていることがまだまだ多いのではないでしょうか。運賃については、特別積合せの運賃と合わせて、貸切運賃についても最新動向をキャッチしておくことが必要です。
7位 物流用語の不思議:「にえき」と読んでいる方がまれにいらっしゃるようですが、物流では「にやく」です
各業界には独自の用語がありますが、物流業界も例外ではありません。基本的な単語しか取り上げていませんが、その他にもあると思います。正しい知識を知り、活用することが大切です。
物流センターを設計する際は、多くのことを検討していくことが必要ですが、ここでは敷地に関連することを取り上げています。これらを参考に、物流センターを見ると新しい気づきがあるかもしれません。
9位 物流倉庫における在庫(商品)回転率と保管・仮置きスペースの関係
物流センターの作業において、適正な仮置きスペースがないと生産性が低下する可能性があります。ここでは、在庫回転率と仮置きスペースについて簡単なモデルで試算していますので、皆さんの現場における保管と仮置きスペース比率と比較してみてはいかがでしょうか。
10位 冷蔵配送に求められる品質管理
約10年前のメールマガジンの内容ですが、ランキングに入ってきています。現場から見る冷蔵輸送の基礎を解説しています。冷凍・冷蔵品が増加していますが、それに合わせていろいろな新しいサービスやツールも出てきています。最新の動向に注目しておくことが必要です。
(文責 中谷 祐治)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第562号 2025年1月8日)