「ガードレール(車両用防護柵)」について<後編>

前回からの続きの内容になります。

次に、ガードレール費用です。費用と言ってもガードレールを壊したときの賠償金額についてです。

ガードレールを壊したら

ガードレールを何らかの理由で壊した場合、保険に入っていれば保険で支払うことができますが、そうでなければ全額自己負担で支払わなければなりません。

一般的にm当たり9千円が相場となっているようです。

通常、ガードレールは1カ所に大きな衝撃が加わると広範囲に歪みが生じて交換が必要になります。一般的に10万円程度からの賠償金額になるようです。高速道路では支柱を含む幅4mのレール1枚で黄用は約30万円かかります。この違いは高速道路で使用しているガードレールの種類(強度)が違っており、それが価格に反映しているということと、各NEXCOが管理する高速道路は一般道に比べて事業者間の競争原理の機能が不十分で割高になっていると思われます。

ガードレールの費用は、ガードレールが設置されている場所(一般道or高速道など)やガードレールの種類や損害の程度、工事状況等で大きく異なります。修繕はガードレールを管理している国道の場合は原則として国道事務所が、県道の場合は各都道府県の土木事務所等(注2)が行っており、「ガードレール等の道路付属物を破損した場合は、道路管理者において復旧し、費用負担命令及び納入通知書が送付され、原因者負担金として納入すること」となっていましたが、最近は壊した人が直接工事業者に修繕を依頼する事例が多くなっているとのことでした。 下記は高速道路におけるガードレール以外の公共物の賠償額(目安)を記載しました。

◆その他高速道路公共物の賠償額(目安)


※破損の状況、施設の形式や工事の方法等により金額は異なります。
(2000年9月「日本道路公団」より)

また、一般道でも賠償額が高いものは、信号機1機500~600万円、電柱は(コンパクト塗装) 180~2,000万円が相場となっているようです。以上の金額を見ると、みなさん驚くと思います。何はともあれ安全運転!みなさんご注意あれ!

(文責:沖原)

【参考】
・フリー百科事典「ウィキペディア」
・「日本道路公団」資料
注2:国道でも都道府県の土木事務所が管理を行っていることもある。

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第164号 2012年3月14日)

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