海外出張の機会が増えました
ここ数年、海外出張の機会が増えてきております。海外に行った際は「言葉の壁」を常に感じることになります。私は日本語専門で、その他の言語は読み書き出来ません。中高大学で英語は教科として学習しましたが、苦手科目だったこともあり、ほぼコミュニケーションはとれないのが実態です。他の言語(中国語/スペイン語等)は単語すら何一つわかりません
私の知り合いで「英語を話せるようになるよりも、通訳を雇えるくらい偉くなる方が早い」といった人がいました。一理ありますし自分もそうなりたいですが、個人的な旅行や偉くなる前の出張では通訳は付きません。そうなると、自力で何とかするしかありません。
先日はアメリカに行きましたが、往復とも乗り継ぎの旅程でした往路は入国審査が長引いた上、荷物チェックも時間を要したためギリギリの乗り継ぎでした。どのターミナルに移動するのか、どのシャトル列車に乗れば良いかを職員に尋ねるのですが…
私「トランジット、✖✖(到着地)、〇〇(便名)、ターミナルナンバー」
相手「ペラペラ、ペラペラ4」(方向を指さす)
私「トレイン」
相手「ペラペラ、トレイン」
私「サンキュー」
4と言うターミナルナンバー、相手が指さした方向、空港内の列車で移動という情報を頼りに移動します。最後は走って走って走って5分前に搭乗しましたが、正直かなり焦りました。復路も現地の国内線で移動して乗り継ぐのですが、ここでもバスでターミナルを移動しなければなりませんでした。往路と同様に、単語で質問をして、相手の見振り手振りと幾つかの単語を頼りに何とか移動しました。
簡単なコミュニケーションだけでも英語で出来れば
人間にとって、自分でコントロールできない課題は大きなストレスとなります。仕事をする上でも、時間が読める仕事、課題をある程度自分の裁量でコントロールできる仕事であれば、幾つ仕事を抱えてもさほどストレスにはなりません。量は少なくとも、時間管理や全体のコントロールができない仕事を抱えるとストレスを感じるものです。
今回の例では、簡単なコミュニケーションが取れるようになれば、少しは課題をコントロールできるようになります。それだけでストレスは大幅に減少して、海外の旅も楽しい物になります。
日本語が世界共通言語となれば一番都合が良いですが、なかなかそういう訳にはいかないです。各国固有の文化があり、長い歴史の中で各々の言語が根付いています。とはいえ、英語は比較的通じやすい言語であることは間違いありません。
中国やタイへも出張しましたが、街中では英語は余り通じませんが、空港/旅客機内、ホテル等では英語が通じているようです(英語ができないので、あくまでも想定で)。英語圏以外であっても、英語が使えることでストレスが除去できる場面はあります。
皆さんも英語で日常のコミュニケーションが取れるよう、少しずつ学習を始めてはいかがでしょうか。
(文責:森田)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第242号 2014年3月7日)