バスのドライバーの中にも運転が上手い人から荒い人まで色々
毎日バスを利用して最寄り駅まで通勤をしています。長年利用していますが、いつの時も変わらず短時間なのに、怖かったり不快だったりすることがあります。
バスはオートマチックミッションではないので、クラッチを使ってギヤをシフトするのですが、クラッチのつなぎが急で乗っているものが前後に揺さぶられる場合があります。自分の運転が乗客にとってどうなのかという視点がドライバーにないと思われますし、そんな運転を見直す指導を会社もしていないのだろうと思ってしまいます。ほかにも、やけにローギヤのまま回転数を上げて大きなエンジン音を立てながら走る場合や夜のすいている道でスピードが速すぎて怖くなる場合などあげればきりがありません。(ちなみに、大変運転の上手な方もたくさんいらっしゃいます。)
バスドライバーは、安全で心地よく確実に乗客を目的地に届けるのが役目で、それをハイレベルで行えるからこそプロではないかとそんな場面に遭遇するといつも思ってしまいます。
では物流のプロとはどんな人のことを言うのでしょうか?
物流は幅が広く深さもあるため、幅広く見識があり、そして得意領域を持っているT型の人材ではないかと思います。そして、その見識や領域を絶えず広げようとチャレンジしている人ではないかと思います。
近年は物流関連課程のある大学、資格試験、セミナー、展示会、書籍など物流に関連するものも豊富にあり、レベルアップのための環境は整った時代になったと思います。しかしながら、物流のプロの育成には時間がかかるものです。
弊社のような専門家を使うことの目的は、物流の課題をいち早く解決し成果を上げることだと思いますが、弊社のノウハウを活動の中で自社に蓄積し、物流担当のレベルアップも目的の一つにしていただいたほうがよいと考えています。
弊社メンバーとのいろいろな活動を通して、自社内のプロの育成をお考えになられてはいかがでしょうか。
(文責:中谷 祐治)
ロジ・ソリューションでは、お客様のテーマに合わせて、それを得意とするメンバーがご支援をさせていただいております。お困りのことがありましたら、何なりと気軽にお声がけください。(お問い合せはこちら)
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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第327号 2016年6月1日)