国際物流総合展

2016年9月13日~16日まで開催された国際物流総合展に皆さんは行かれたでしょうか。入場者数は2014年開催の前回を上回り152,653名だったそうです。2014年時には、その前の開催時の入場者数を上回っていたので、毎回多くなっているのかもしれません。

私たちセンコーグループのブースへもたくさんのご来場ありがとうございました。センコーグループということで色々な紹介をさせていただいていた中、私は音声物流システムの説明をしていました。
音声物流システムというのは、ピッキングリストやハンディターミナルのように「文字」で伝えていた作業指示を「音声」で伝えるというものです。例えば、「どの商品を」「いくつ」「どのロケーション」からピッキングしてください、というピッキング情報を音声で聞いて、情報通りに作業者はピッキングします。それにより、ハンズフリーやアイズフリーを実現して効率的に作業を行おうとするものです。
ブース内では実際にデモンストレーションを体験できるようになっていました。すると「間違えたらどうなるの?」「すべての製品にはバーコードがないんだけど・・・」「言葉は変えられないの?」「聞き取れなかった場合は?」「ピッキング以外にも活用できる?」など質問をいただきました。具体的に自らの会社や物流にはどのように活用できるのだろう、活用した場合どうなるのだろう、と疑問を持たれたようです。話を聞いたり映像を見たりするだけではなく、実際にピッキングを行ってみることで実感し、驚いたり納得したりしていました。

私も国際物流総合展の各展示を回らせていただきましたが、自らが担当をしていたため、「音声物流システム」はとくに興味深く拝見させていただきました。「音声物流システム」と一言で言っても、様々なものがありました。センコーが紹介していた完全に音声だけで行うもの、音声にiPod touchやバーコードスキャナをプラスしたものだけでなく、眼鏡型のウェアラブル端末などをプラスしているものありました。中にはセンコーと同じように触れるものもあり、体験が面白いものだったり、作業者の負担にならないように軽量化しているものだったり、どんな風に使用するのかと想像したりとても勉強になりました。

国際物流総合展は、ただの情報収集やイベントとして見学しにくるだけでなく、今は目的や課題意識をもって問題解決の糸口を探しに訪れる方が多く、会社によってはブースごとの担当割り振りを行って計画的に来場される場合もあるそうです。
皆さんはどんなソリューションを見つけましたか。

(文責:真壁 由香)

【参考】
国際物流総合展 公式サイト
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第336号 2016年9月28日)