最近の災害関係番組に思うこと

最近のテレビ番組を見ていてやたらと目につくのは、地震や津波などの災害に関する報道・情報番組です。(この原稿を書いている今もちょうどやっています)。その多くが地震予知とか地震が発生した時の被害を予想したものです。
特に、首都圏が直下型地震や津波などに襲われた場合の被害を想定したものが多く、津波被害、帰宅難民、倒壊、液状化、火災、停電、ライフラインのストップなどかなり刺激的なキーワードを使い興味を引く内容となっています。

私の感覚ではありますが、この手の内容の番組がやたら目につくようになったのは、ここ最近の数カ月のこと、たぶん東日本大震災から1年が経過した頃からではないでしょうか。
大震災の前にも、その後にもこれほどまで番組として取り上げてはいなかった様な気がします。
なにやらマスコミによって不安を煽られているという感が無くもないですが、ひとつには阪神・淡路大震災や新潟県中越地震や今回の東日本大震災を経験して、多くの研究機関、研究者らによって地震に関する研究が進んできているためと思われます。その証拠に地震のメカニズムやそれによって引き起こされる災害についても、より具体的で私のような一般人にも理解しやすい内容になっています。

ただ、この手の番組を見ていて気になることがあります。それは、想定される被害についてはよく理解できるのですが、その被害を最小限に抑える方法や実際に被害にあった場合にどう対応すればよいのかということが、不明確で具体的でないことです。結局、どの番組も最後は曖昧に終わっており、明確なものがありません。
今日の番組も最後は「地域コミュニティを活性化して、災害時は人とのつながりで対応する」という、わかったようですっきりしない結論でした。

物流現場で品質改善を実施する時も、品質事故の現状を分析することや、あらゆる品質事故を想定することも当然大切なことですが、それ以上に重要なことは、そこで終わらないで、それらを基にして改善案を立案して、その案を確実に実行していくことです。

ロジ・ソリューションでは、過去からの様々な経験や蓄積を生かして、現状分析だけではなく、改善・改革案の立案/実行のお手伝いをさせていただいております。ぜひお声掛けください。(お問い合せはこちら

(文責:内田)

【関連記事】
震災から考える物流のリスクヘッジ (集中型から分散型へ)
物流復活
物流企業として真価が問われる営業部門の災害時対策

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★掲載された記事の内容を許可なく転載することはご遠慮ください。

(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第171号 2012年5月9日)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です