使い慣れからの解放と物流改善

私は小学校から高校時代まで卓球をしてきました。卓球で重要なのは、道具のラケットです。私は10年間以上使い続いたマイラケットを持っており、古いタイプで重いので、「新しいのに変えたら…」とよく周りに言われました。しかし、とても使い慣れていたので、手放すことはできませんでした。そのうち、しばらく卓球をしなくなり、マイラケットも実家の片隅に眠ることとなりました。
それから数年が経ち、先日、あるきっかけで、卓球を再開しました。実家に眠っているあのマイラケットを思い出し、親に送ってもらうようにお願いしましたが、見つからなかったらしく、別の新品ラケットが手元に届きました。仕方なく新しいラケットを使い始めました。ところが、使ったことがないタイプのそのラケットは、意外に軽く持ちやすく、以前の慣れたラケットよりはるかにプレーしやすいことに気づきました。

たとえ使い慣れていたとしても、ベストセレクトとは限りません。物流業界でも、同じことが言えるでしょう。多くの荷主企業が、使い慣れた(失礼な表現ですが….)特定の物流事業者を起用していましたが、果たして、それはベストセレクトでしょうか?私の卓球ラケットのように、ただ昔から使い続け、慣れているからという理由で、現状維持を望むケースが少なくないと思います。当然ですが、数年、数十年に亘って築き上げたパートナー関係ですので、業務の効率性だけではなく、人情面からも簡単に切り捨てることはできません。
しかし、厳しい経済環境で、荷主企業も自社の生き残りをかけて物流コストの削減が進んでおり、特に比重が高い運賃や保管料の切り下げが求められています。それを実現するためには、さらに効率的、効果的な輸配送手段や保管方法などの改善活動を考えなければなりません。

改善の道は二つあります。まず、既存事業者に改善を求め、パートナーの交代をせずに効率化を実現することです。荷主企業にとっては、いままでと同じ事業者で根本的なシステム変更がないため、改善コストの抑制ができ、事業者交代による初期トラブルなどのリスク回避が図られます。
しかし、現体制の補強には限界があります。それ以上の効果を追求する荷主企業には、斬新な手法の模索や適合する新体制の確立などの抜本的な改革を行わなければなりません。最適な物流を実現するに、現状に拘らず、既存の物流を一旦見直し、一歩踏み出すのは如何でしょうか?

ロジ・ソリューションはノンアセットの3PL企業として、常に荷主企業の立場で、この最適な物流を実現できるように、最善な改善策を提案し、最適な物流事業者の選定をお手伝いします。(お問い合せはこちら

(文責:林)

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第186号 2012年8月29日)

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