「鳥の目」「虫の目」「魚の目」

 「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目は、何事にも大切な視点であるということをお聞きになったことがあると思います。いろいろなところで使えるのですが、ビジネスでは経営者が持つべき視点とも言われています。

 「鳥の目」とは、広い視野で物事全体を見つめ、大局を把握する目のことです。最初から細かいことに着手するのではなく、大きく全体を把握することが大切ということです。

 「虫の目」とは、細部から物事を見ていくこと目のことです。大きく見ているだけではわからない事実などをしっかりとらえることが大切ということです。
 「魚の目」とは、トレンドの把握する目です。時代は刻々と変化していますのでビジネスチャンスとして生かしていくことが大切ということです。

物流に置き換えてみますと、このようなことが考えられます。
 新規に業務をスタートするとき、スケジュールを作成すると思いますが、積み上げで作ると期日をはるかにオーバーしてしまいます。全体のバランスを取って期日までにゴールに到達できるスケジュールを作成することが必要です。このような場面では、「鳥の目」が必要です。

コンサルティングでは、進むべき方向を決定しますが、その決定だけでは物流は動きません。物流は、いろいろなイレギュラーが発生します。イレギュラーの発生頻度やその影響も踏まえて、円滑に対応できるよう細かく準備した計画を作る必要があります。このような場面では、「虫の目」が必要です。ちなみに、物流においては、ここを理解していないコンサルタントを起用すると痛い目にあいかねませんので注意が必要です。

また、取り巻く環境の変化を理解し、施策に展開することも必要です。ドライバー不足が叫ばれていますが、今後もこのような状況が継続、加速することが予測されます。効率化を進めたり、無人で運ぶことを考えたり、運ばない物流を考えたりすることが必要な時代です。このような場面では、「魚の目」が必要です。

 物流改革/改善の場面では、鳥の目で大きく全体を把握し、魚の目で今後の対象事業や業務の向かう方向を理解します。そして、虫の目で具体的に実行できる案にしていくことが必要です。

皆様の業務ではいかがでしょうか?

(文責:中谷 祐治)

ロジ・ソリューションでは、「実行するコンサルティング」として、絵に描いた餅ではなく、具体的に実行できる案をアウトプットすることをモットーにしております。お困りのことがありましたら、何なりと気軽にお声がけください。

(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第332号 2016年8月3日)

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