“KPIの設定はできているが、全体を体系的にとらえきれていない、”──と思うとはありませんか?
輸送コスト、在庫精度、納品リードタイムなど、物流現場では毎日のように膨大な数値が記録されています。しかし、その数字が「ただのレポート」で終わり、改善や経営判断に活かされていないケースは少なくありません。
本来KPIは、現場の課題を浮き彫りにし、改善アクションを後押しするための道具です。ところが、どの視点で指標を設定すべきかが曖昧だと、“数値を取ること自体”が目的化してしまいます。さらに、部門ごとにバラバラに設定すると、部分最適に陥ることもあります。たとえば物流部が在庫の適正化を進めて保管コストを削減しようとすると、営業部では欠品率が上昇して顧客満足度が下がってしまう──こうした“部門間KPIの衝突”は現場でよく起こります。
そこで今回ご用意したのが、「物流KPIマップ」です。財務・顧客・プロセス・学習という4つの視点に整理し、代表的な指標を体系的にまとめました。

このマップを活用すれば、
- どの領域に偏りがあるか
- 経営と現場が共有すべき指標は何か
- 定義があいまいな指標をどう整理すべきか
などを一目で確認することができます。もちろん、マップひとつですべての課題が解決するわけではありませんが、まずは現状を俯瞰して整理するための出発点として役立ちます。
特に「完全オーダー達成率」や「輸配送効率」のように、財務数値だけでは見えにくい“現場のリアル”を盛り込めるのが特徴です。数字を単なる報告資料で終わらせず、現場と経営の共通言語として機能させることができます。
なお、この資料は無料でダウンロードいただけますので、数値管理を羅針盤へと変えたい方、KPI設計を見直したい方はぜひご活用ください。
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