2016年リオオリンピック陸上男子100mリレー決勝に思う

19日間開催されていた2016年リオオリンピックが8月21日(現地日程)に閉幕しました。今回の日本勢の活躍は、金12個、銀8個、銅21個と前回のロンドンオリンピック(金7個、銀14個、銅17個)と比べると、獲得メダル数において上回ったものとなっています。特にオリンピック終焉間近の陸上男子100mリレー決勝には感動させられました。各個人の記録では100mで10秒を切れていない4人の選手たちが、9秒台で走り切る強靭な外国人選手たちと渡り合い、銀メダルを獲得したことです。あのアメリカに勝てたのは、ものすごい価値があり、まさに奇跡という感じです。
なぜ各個人の記録では劣っている日本人選手が勝てたかと言いますと、既に話題になっていますが“バトンパス”がキーポイントであったようです。日本勢は選手、コーチを含めバトンパスのロスを極力短くするために、特にバトンパスの練習を綿密に(練習の約3割をバトンパスの練習に割いていたとか)繰り返し行ったとの事でした。
陸上トラック競技は、日本人には身体的能力から厳しいものがあると私は感じていましたが、リレーという競技は、バトンパスがスムースに行われて初めて好記録を残せる競技であり、今回の快挙は地道な反復練習でも苦にせず行う日本人ゆえの結果だったのではないでしょうか。

<認められた日本人選手>
決勝終了後、ウサイン・ボルトが日本人選手4名と握手をしている映像が流れました。
陸上トラック競技では(特に短距離走)では、日の目を見なかった日本人選手に世界最速の男が握手を求めてきた姿には、同じ日本人として感極まるものがありました。
今回の100mリレーでの日本の活躍は海外メディアも注目されているようで、次回開催の2020年東京オリンピックでは、他国もバトンパスの重要性を認識し練習してくるでしょうから、今回以上に厳しい戦いになることが予想されます。がんばれ!日本!

<物流業務の連携>
物流も陸上の100mリレー同様に色々な業務の連携で構築されており、物流効率化(=生産性向上)を目指すには各作業間、機能間のスムースな連携が重要、かつ不可欠です。例えば、現場と事務所の連携、倉庫作業と配送作業の連携、情報システムと作業の連携などです。物流業務の連携は、バトンと違って形のない場合も多くありますので、後続者(引継ぎ者)と連携して正確に業務を行わなければ、効率の良い物流は構築できません。
個々の業務の生産性の限界を打破するためには、完結する一つの作業(各パーツ)の最適化だけでなく、各業務の接続点にも着目し、一度、棚卸しをしてはいかがでしょうか。想定以上の生産性向上が図れるかも知れません。

(文責:戸井田 修)

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第334号 2016年9月7日)

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