物流と交通・インフラ

物流と交通・インフラ 物流と交通・インフラ

物流と関わる交通・インフラについての記事です


物流と交通・インフラ

輸送力不足問題 個人でも協力できること

物流を取り巻く環境は、近年ますます厳しくなっています。 「2024年問題」の影響も加味した結果、2030年には全国で約35%の荷物を運べなくなる恐れがあるという分析結果もあります。これには様々な要因が...
2024年問題

「物流2024年問題を考える」(その4:まとめ)

これまで3回にわたって「2024年問題」に関連する運送業界の実態と諸課題について触れてきました。今回はまとめとして、この問題に今後どのように対処していくべきか、基本的な考え方をお伝えしたいと思います。...
物流と交通・インフラ

コロナ禍における物流不動産の変化その2:テナント企業、ディベロッパーそれぞれの視点で考える

前稿では、コロナ禍でのEC需要の拡大に伴い、物流施設の建築が増加していることをお話ししました。 本稿では、2023年以降の物流不動産市況と求められる役割について、需要(テナント企業)と供給(ディベロッ...
物流と交通・インフラ

コロナ禍における物流不動産の変化その1:ECの増加による物流施設の建設増

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、我々の買い物や生活様式は大きく変わりました。皆様も外出自粛や密を避ける行動が求められる巣ごもり生活の中、インターネットを利用して買い物をする機会も増えたのではないでし...
物流と交通・インフラ

コールドチェーンの進化

いまとむかし 今から30年ほど前にはなりますが、出張時の新幹線切符の手配は一苦労でした。自ら旅行会社やJRみどりの窓口に出向いて切符を購入し、事務所で分厚い時刻表を眺めながら現地での移動方法を考えてい...
物流と交通・インフラ

「ひとつだけでは多すぎる」:物流とレジリエンス

はじめに 表題は、故・外山滋比古氏の『思考の整理学』からの引用です。 同著では、アメリカの女流作家ウィル・キャザーの言葉「(恋人が)ひとりでは多すぎる。ひとりではすべてを奪ってしまう。」を参考に、思考...
物流と交通・インフラ

右折で商業施設から出なければいけないトラックを見かけた話:デザイン・フォー・ロジスティクスを建築物にも応用すべき理由

右折で商業施設から出なければいけないトラックの動線を見かけた話 私が以前住んでいた街の某大型ショッピングモールでは、公道から立体駐車場入口へ向かう車路の途中を左折するとトラック荷捌き場がありました。逆...
EC(通信販売)

「フィジカルインターネット」が物流を変える【後編】:オープンシェアリングとEC

前編から続きます。 鍵となるのはオープンシェアリング 物流でインターネットの方法を応用するとなると、大量の貨物を小口に分け、それぞれの貨物をそのときどきで空いている倉庫を通過し、さらにその時に空いてい...
物流とIT・情報システム

「フィジカルインターネット」が物流を変える【前編】:フィジカルインターネットとは

宅配の次の革新は何か さまざまな業界で新しいビジネスやサービスが生まれるなか、こと物流業界においては「宅配」ビジネス以降、革新的なサービスは誕生していないと揶揄されて久しいかと思います。 先日、ある雑...
物流とIT・情報システム

物流の視点から見た自動運転への期待

はじめに 昨年の年末~年度末は、東北の復興需要に加え、景気回復・増税前の駆け込み需要の影響で、全国的にトラックによる輸送力は不足となりました。根底には、ドライバーの成り手不足という問題や3K・低賃金と...
2024年問題

物流業界に迫り来る「車両不足・人手不足」の危機

2013年11月頃より、トラック確保に支障をきたすケースが増えた 今回の消費増税に向けた駆け込み需要は、数か月前から対象業界を変えながら継続してきた事が、さまざまな統計から明らかになりました。 例えば...
物流と交通・インフラ

空輸の省人化:ドローンの今後

Amazonやドイツポストが注目するUAV(ドローン) 今まで物流現場においての省人化として、自動倉庫、自動仕分機、無人搬送車、更にはロボット等があり、どちらかというと倉庫内での作業が主な対象でしたが...
物流と交通・インフラ

一石二鳥の設備活用法

ライブビューイングの考え方を物流業界に応用出来ないか考えた この間あるドキュメンタリー映画を見に行きました。あるバンドのドキュメンタリー映画でしたが、意外に演奏のシーンが多く含まれており、「ドキュメン...
物流と交通・インフラ

大阪の鉄道貨物の変化…吹田貨物ターミナル駅開業とE&S方式

ロジ・ソリューションの大阪事務所と梅田駅 弊社の大阪事務所へは大阪駅を北に出て、梅田貨物駅の下を通る地下道を利用します。この地下道は、毎朝多くのサラリーマンが行き来しますが、その上では大量のJR貨物の...
物流と交通・インフラ

交通ルールと物流現場

エスカレータで立つとき、皆さんはどちらに立ちますか? 関東は左、関西は右が一般的です。理由を調べてみると、大阪万博のときに始まったらしく、右側に立つほうがインターナショナルスタンダードだそうです。とこ...
物流センターの運営と管理

納品の定時性は日本の誇るべき美点。でも海外ビジネスでは定時性は無くて当たり前。

日本の納品トラックの定時性は並外れている 新幹線を仕事や旅行で利用されたことがあると思われますが、速いことはもちろんのこと、時間に正確です。日本の鉄道は他の国と比較して定時性が極めて高いと言われていま...
物流とIT・情報システム

夏季オリンピックの思い出とともに振り返る、トラックとの連絡手段の変遷。無線、携帯電話、デジタコ、そして・・・

ロンドンオリンピックは私が社会人になって6回目の夏季オリンピック 梅雨の真只中、早く明けないかと思いふける近頃ですが、この嫌な梅雨が明ける頃には、切電の暑い夏とともにロンドンオ リンピックが到来します...
物流と交通・インフラ

「ガードレール(車両用防護柵)」について<後編>

前回からの続きの内容になります。 次に、ガードレール費用です。費用と言ってもガードレールを壊したときの賠償金額についてです。 ガードレールを壊したら ガードレールを何らかの理由で壊した場合、保険に入っ...
物流と交通・インフラ

「ガードレール(車両用防護柵)」について<前編>

先日、近所の国道の交差点で大きな玉突き事故がありました。車10数台が巻き込まれる大事故で、幸いにも死者は出なかったものの、車もガードレールも大破し、11名が重軽傷となる大事故が発生しました。私はたまた...
物流と交通・インフラ

排出ガス規制に伴う輸配送事業者の実情:そのメリットとデメリット

確かに排気ガスは綺麗になりましたが 自動車の排出ガス規制の最新版である「ポスト新長期規制」の施行に伴い、トラックメーカー各社は、最新規制に適合した車両を市販してきております。某メーカーの担当者に話を聞...